悪質商法についての注意喚起情報
2012年10月01日
換金困難な外国通貨取引の勧誘にご注意!
パンフレットを送ってきた業者とは別の業者から「外国通貨を高値で買い取るので代わりに買ってほしい」と持ちかけられる外国通貨取引に関する相談が寄せられています。
以前からイラクディナール、スーダンポンド、アフガニスタン・アフガニなどが勧誘の対象になっていましたが、最近はコンゴフラン、シリアポンド、イエメンリアルなどの新しい通貨も勧誘の対象になっています。
これらの通貨はほとんどが日本国内での換金が困難な通貨であり、また、為替レートをはるかに上回る価格で販売されている実態があります。
勧誘の多くは高齢者を対象に行われており、複数の人物が役割を分担して購入を勧める「劇場型」での手口が目立っています。また、過去に投資トラブルにあった消費者に「以前購入した未公開株を買い取る代わりに外国通貨を購入してほしい」と持ちかけ、代金をだまし取る二次被害のケースも見られます。
外国通貨取引の勧誘は、多くの場合、お金を支払ってしまうと、その後相手と連絡が取れなくなり、返金される可能性はほとんどありません。このような業者の勧誘には一切耳を貸さずに断るようにしましょう。
次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen144.html
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120921_1.html