悪質商法についての注意喚起情報
2014年12月02日
複合会員サービスにかかる会費未納の通知が届いたら、要注意です。
過去に複合会員サービスの会員だった消費者宛に、会費が未納となっている旨の通知が届いたがどう対処したらよいかという相談が、県の消費生活センターに寄せられています。
(相談の概要)
・知らない業者から、「会費が滞納されている。偽りの退会手続きをしたため、登録が残ったまま放置されている。期日までに連絡をして欲しい。」との文書が届いた。10年以上前に怪しげな業者から呼び出されてダイヤモンドを購入したことがあったが、その時のローンの支払いは終了している。その際にゴルフ場が安く利用できる権利があると説明された記憶はあるが、会費を払う契約はしていない。今回の業者に連絡した方がよいか。
・20年以上前に英語の教材を購入した際に複合サービス会員の契約をしたA社とは異なるB社から、未納の会費を払うよう通知がきた。B社はA社から営業譲渡されたという。通知には、具体的な金額は書かれておらず、連絡をとるよう記載されている。対処法を教えて欲しい。
○業者の請求について身に覚えがない場合は、すぐには請求に応じないで、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
○相談する際は、ご自分がその複合サービス会員の契約を、いつ、どのように、なぜ契約したのか、どのようなサービスだったかをできるだけはっきり思い出すことや、当時渡された書面などの資料を整理しておきましょう。
○裁判所などから支払い督促や訴状などが届いた場合は、放置せずに、速やかに最寄りの消費生活センターや弁護士などの専門家に相談しましょう。
●消費生活センター(消費者ホットライン) 0570-064-370
・長野消費生活センター 026-223-6777
・松本消費生活センター 0263-40-3660
・飯田消費生活センター 0265-24-8058
・上田消費生活センター 0268-27-8517