くらしの安全についての注意喚起情報
2012年02月01日
水でぬらすだけで冷感が得られることをうたったタオル-湿疹・かぶれの原因となることも-
「水にぬらすだけでひんやり」や「水に浸してすぐひんやり」など、水でぬらして首等に巻くことで冷感が得られることをうたったタオル(以下、「冷感タオル」とします)について、(独)国民生活センターに、使用によって「湿疹がでた」、「赤く腫れた」等の相談が複数寄せられました。
(独)国民生活センターでは、「冷感タオル」8銘柄を調べ、利用する際の注意点について次のとおり情報提供をしています。(平成24年1月19日)
①8銘柄中7銘柄の「冷感タオル」からは、重篤なアレルギー性接触皮膚炎を起こす可能性のあるイソチアゾリノン系の防腐剤が検出された。開封後初めて使用する場合は、ぬるま湯等で必ずよく洗う。また、皮膚に異常を感じた場合には直ちに使用をやめ、専門医に相談する。
②「冷感タオル」の場合、使用されていた防腐剤について「人体に無害」や「化粧品などで使われている成分」などの記述があっても、十分注意して使用する。また、イソチアゾリノン系の防腐剤にアレルギーがある場合には、使用を控えたほうがよい。
詳しくは、(独)国民生活センターのホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20120119_1.pdf