くらしの安全についての注意喚起情報
2012年06月01日
食品や化粧品に使われるコチニール色素がアレルギーを引き起こす可能性があります
コチニール色素とは、エンジムシ(中南米原産の昆虫)から得られた、カルミン酸を主成分とする赤色の着色料です。
食品(清涼飲料水、菓子類、ハム、かまぼこなど)や医薬品、医薬部外品、化粧品(口紅、アイシャドーなど)で使用されているものがあります。また、医薬品などではコチニール色素のほか、カルミン(コチニール色素の化合物)などが使用されているものもあります。
コチニール色素を含む化粧品の使用や食品の摂取により、かゆみ、じんましん、発疹、呼吸困難などのアレルギー症状を示した事例報告があります。
このような症状があらわれた場合は、すみやかに皮膚科やアレルギー科の専門医を受診してください。
次のホームページをご覧ください。
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/120511kouhyou_9.pdf