くらしの安全についての注意喚起情報
2012年06月01日
機械式立体駐車場での事故にご注意ください!
本年4月に大阪府で、運転者が機械式立体駐車場のパレットを地下から上昇させていたところ、このパレットに乗り移ろうとした運転者の子どもが転倒し、パレットと梁の間に体が挟まれ死亡する事故が発生しました。
機械式立体駐車場での事故について、消費者庁と国土交通省では、一般利用者が死亡・負傷した事故情報を平成19年から本年4月までに26件把握しています。このうち死亡事故が4件あります。
これらの事故の中には、立体駐車場の中に人がいることを確認しないまま駐車装置を操作したため起きたと思われる事故や、子どもの予期せぬ行動により起きたと思われる事故が多く見られます。
こうした事故を防止するため、機械式立体駐車場を利用する際は、特に次のことに注意してください。
1 機械式立体駐車場で自動車を入出庫する際は、運転者以外は駐車場に入らない。
2 自動車の中に人が残っている場合もあることから、駐車装置を操作する際には、機械式立体駐車場の中に人がいないことを十分確認した上で操作する。
3 駐車装置の操作中は装置から離れず、また、子どもが駐車場内に近づかないよう注意する。
4 駐車装置の操作ボタンを器具などで固定し押し続けた状態にすることは絶対に行わない。
詳しくは次のホームページをご覧ください。
(消費者庁)http://www.caa.go.jp/safety/pdf/120502kouhyou_1.pdf
(公益社団法人立体駐車場工業会)http://www.ritchu.or.jp/frame2.htm