くらしの安全についての注意喚起情報
2013年02月01日
太陽光発電パネルからの落雪事故にご注意!
家庭用太陽光発電の設置世帯の増加にともない、パネルに積もった雪が地上に落下して、近隣家屋や乗用車・庭木・倉庫などが破損したり歩行者が負傷したといった情報が寄せられています。
平成23年12月に独立行政法人防災科学技術研究所が公表した「太陽電池パネル上の雪の滑走実験を実施」によれば、パネルを滑り出た積雪は、一般的な屋根に比して遠くまで落下するとの計算結果が出ています。
太陽光発電パネルからの落雪事故防止に向けて次の点にご注意ください。
1 パネルは表面が滑りやすい構造になっているので、落雪の危険性があることを認識しておく。
2 パネルの設置に際しては、積もった雪が落下する場所に特に注意を払う必要がある。隣家や路上の通行人の安全にも十分に配慮して、パネル設置業者や必要に応じ建築当初の設計者、施工者とも相談の上で対策を検討する。
3 落雪による事故防止には、パネル上の雪下ろしが有効ではあるが、パネルの表面は滑りやすいので、雪下ろし作業時には十分に注意をする。
次のホームページをご覧ください。(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20121227_1.html