くらしの安全についての注意喚起情報
2013年12月20日
高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!!
窒息の事故は家庭内で起こることが多く、特に餅による高齢者の窒息死亡事故は12月、1月に非常に多く発生しています。
高齢になるとそしゃく力や飲み込む力が低下し、食べたものをしっかりかんでスムーズに飲み込むことが難しくなります。こうした高齢者の口やのどに起こる変化や、くっつきやすいという餅の特徴を踏まえ、安全に餅を食べていただけるよう次の点に注意してください。
1 朝起きてすぐには、口の動きもスムーズではありません。寒い朝の一口目には十分注意が必要です。
2 口の大きさに合わせた少なめの量を口に入れ、餅に唾液を十分含ませられるよう、口の中でしっかりかんで食べましょう。
3 口の中の分が飲み込めてから次の一口を!よく噛まないうちにお茶等で流し込んではいけません。
万が一事故が起こってしまった時、周囲の方は救急へ通報を行い、速やかに腹部突き上げ法や背部叩打法により応急手当を行ってください。
次のホームページをご覧ください。(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/131218kouhyou_1.pdf