くらしの安全についての注意喚起情報
2014年11月17日
気をつけましょう! 浴槽での首掛け式浮き輪の事故 ~~~~~乳幼児には 一瞬も目を離さないようにしましょう ~
首掛け式の乳幼児用浮き輪(以下「首浮き輪」といいます)を浴槽で使用した際に溺水したなどの事故情報が消費者庁に寄せられたことから、使用の際は乳幼児から目を離さないようにするなどの注意喚起が行われましたが、その後も同種のいずれも1歳未満の乳児による事故が6件消費者庁に寄せられています。
首浮き輪を使って入浴している乳幼児は、楽しそうに見え、保護者も安心して、つい、自らの洗髪等別の作業をして目を離してしまいがちですが、鼻と口が水に浸かった状態が5分以上続けば、極めて重症度が高い傷害が残ることがありますので、安心できません。
1 浴槽で乳幼児に首浮き輪を使用させる場合は、絶対に目を離さないようにしましょう。
首浮き輪を使用中の乳幼児の溺水事故は、いずれも浴槽で発生しており、保護者が自らの洗髪や衣服を取りに行くなどのわずかな時間、目を離したときに発生しています。首浮き輪を使用する場合は、取扱説明書等の注意表示をよく読み、絶対に乳幼児から目を離さないようにしましょう。
2 乳幼児が溺れた事故の発見が遅れると重症化することもあるので、注意が必要です。
特に乳児の場合、鼻と口が水に浸かった状態が5分以上続けば、極めて重症度が高い傷害、あるいは死亡する可能性があるとも指摘されています。
3 空気を十分に入れましょう。
首浮き輪に入れた空気の量が少ない場合事故につながるおそれがあります。空気の量が適切か、漏れていないか、ベルトが外れていないか、また、顎が首浮き輪にのっているかなど、確かめましょう。取扱説明書を十分に読んで注意深く使いましょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。(消費者庁ホームページ)http://www.caa.go.jp/safety/pdf/141009kouhyou_3.pdf