消費生活情報メールマガジン バックナンバー
2020年02月27日発行
2020年2月号
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長野県消費生活情報メールマガジン
2020年2月号(2020.2.27発行)
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{COL1} 様
こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。
安全・安心な消費生活を送るのに役立つ情報を皆様にお届けします。
月1回の定期配信のほか、特にお伝えしたい最新の情報を不定期にお届けします。
◇◇◇◇ 2月号目次 ◇◇◇◇
■スプレー缶製品・カセットボンベによる事故の防止
■外貨建て生命保険の相談が増加しています!
■認知件数激増!令和元年の特殊詐欺被害認知状況
■新型コロナウイルス感染症について
☆消費生活センターからひとこと☆
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スプレー缶製品・カセットボンベによる事故の防止策-正しい廃棄で事故を防止!-
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殺虫剤、化粧品、消臭・芳香剤などといったスプレー缶(エアゾール缶)製品は、身近に幅広く利用されています。
また、カセットボンベとカセットこんろは、日常生活での利用だけではなく、災害時など不測の事態にも利用できることから、家庭備蓄としても活用されています。
一方で、近年、不適切な廃棄が原因とみられる爆発火災事故など、スプレー缶による事故が後を絶ちません。
そこで、国民生活センターが実施した調査をもとに消費者の皆様へ注意喚起及び情報提供を行います。
○消費者へのアンケート調査の結果
・2割以上の人が噴射剤等に可燃性ガスが使用されていることを知りませんでした。
・4割以上の人が注意書きを読んでいませんでした。
・約8割の人は中身を使い切ってから廃棄していました。
・中身を使い切ってから廃棄している人の約6割がガス抜きキャップを使用していましたが、使用状況に年代差が見られました。
○スプレー缶製品による引火事故を想定したテストの結果
・可燃性ガスは空気よりも重く、密閉空間などでは時間が経過しても火種があると引火する可能性がありました。
・可燃性ガスが滞留し、付近の火気によって引火する可能性がありました。
○消費者の皆様へのアドバイス
・廃棄の際は必ず中身を使い切りましょう。
・ガス抜き等を行う場合は、風通しの良い屋外で行うようにしましょう。
・スプレー缶製品やカセットボンベの廃棄方法は自治体によって異なります。中身を使い切り、空にした状態でお住まいの自治体の指示に従って廃棄しましょう。
・日常的に使用することなく放置されているスプレー缶製品やカセットボンベがないか確認しましょう。
詳しくは、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200220_1.html
(国民生活センター)
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外貨建て生命保険の相談が増加しています
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外貨建て生命保険は、米国ドル等の外貨で保険料の支払や保険金の受取を行う保険です。
運用実績や為替相場の変動等により損益が発生するほか、手数料等の負担があります。
しかし、全国の消費生活センター等に寄せられる外貨建て生命保険の相談が増加しており、相談事例をみると、為替変動リスクなどを理解していなかったり、生命保険であることを認識せずに契約しているケースや、「老後資金」「元本保証希望」などの消費者の意向と異なる勧誘・契約をされたといったケースが高齢者を中心にみられます。
そこで、外貨建て生命保険のトラブルに遭わないよう、注意を呼び掛けます。
[相談事例]
・元本保証を約束され豪ドル建ての保険を契約したが、元本保証ではなかった
・定期預金をしたつもりが、外貨建て変額個人年金保険に加入していた
・高齢独居の叔母が約20件の外貨建て個人年金保険などを次々に契約していた
○消費者の皆様へのアドバイス
・外貨建て生命保険は生命保険会社以外でも販売されています
・外貨建て生命保険は元本割れリスクがあります
・勧誘されてもすぐに契約せず、慎重に検討しましょう
・契約後に送られてくる保険証券などの書類はすぐに確認し、不安に思った場合やトラブルになった場合は消費生活センター等に相談しましょう
詳しくは、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200220_2.html
(国民生活センター)
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認知件数激増!令和2年1月の特殊詐欺被害認知状況
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長野県内における令和2年1月の特殊詐欺被害認知状況が発表されました。
●特殊詐欺認知件数
・21件(前年同期比 +18件 600%増)
・うち、預貯金詐欺12件、架空料金請求詐欺5件
●被害額(1万円未満切り捨て)
・3283万円(前年同期比 +1273万円)
●被害の特徴と最近の状況
・手口別では預貯金詐欺と架空料金請求詐欺が全体の8割を占める。
・キャッシュカードを狙われた被害が13件と、全体のおよそ6割。
・警察官や銀行協会職員などをかたってキャッシュカードをだまし取る手口が多発!
※対象期間:2020年1月(長野県警発表暫定値)
※本年から特殊詐欺の分類が変更されています
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新型コロナウイルス感染症について
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新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大しており、本県においても感染者が確認される状況となっています。
県民の皆様におかれましては、国や県が発信する正確な情報に基づいて行動するようお願いいたします。
新型コロナウイルスに関する県内の状況や相談窓口などの対応につきまして、詳しくは以下の県公式ホームページをご覧ください。
・新型コロナウイルス感染症対策について/長野県
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/bukan-haien.html
また、マスクについては、現在、全国的に品不足の状態となっていますが、国と関係団体が連携して増産に取り組み、毎週1億枚以上の供給が行われる見通しとなりました。
風邪や感染症の疑いがあるなどマスクを必要とする方が確保できるよう、必要最小限の購入に留めるなど冷静な対応をお願い申し上げます。
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☆消費生活センターからひとこと☆
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前号でお知らせしたとおり、令和元年中は特殊詐欺認知件数、被害額ともに前年を下回りました。しかし、年明けから特にキャッシュカードを狙う手口を中心に特殊詐欺被害が急増し、多くの方が被害に遭われています。なかには、キャッシュカードを封筒に入れ、隙を見て封筒をすり替えるといった、手品のような手口も。キャッシュカードを他人に預ける、手渡すということは絶対にしないように注意してください。
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消費者トラブルでお困りの際は消費生活センターにご相談ください!
県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)
・北信消費生活センター TEL 026-217-0009
・中信消費生活センター TEL 0263-40-3660
・南信消費生活センター TEL 0265-24-8058
・東信消費生活センター TEL 0268-27-8517
◆消費者ホットライン 188(いやや ※全国共通、局番なし)
音声案内により、お住まいの市区町村の相談窓口や都道府県の消費生活センターをご案内します。
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。
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発行元 長野県県民文化部くらし安全・消費生活課
http://www.nagano-shohi.net/ (長野県消費生活情報)
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