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　長野県消費生活情報メールマガジン
　2021年2月号（2021.02.26 発行）
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

安全・安心な消費生活を送るのに役立つ情報を皆様にお届けします。
◇◇◇◇　2月号目次　◇◇◇◇
■【県内の相談事例】ワクチン接種をかたる不審電話にご注意！
■【県内の相談事例】転売ビジネスで稼ぐつもりが、稼げないので解約して返金して
ほしい
■ 【県内の相談事例】マッチングアプリで知り合った人に暗号資産の売買で資産を増やせると誘われてやってみたが儲からない。
■「非接触型の預貯金詐欺」にご注意！

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【県内の相談事例】ワクチン接種をかたる不審電話にご注意！
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Ｑ：「某製薬会社の日本法人を名乗るところから、2万円の予約金を支払えば優先的にワクチンを打つことができる」という電話があった。お金は保健所に支払ったらよいのか。
Ａ：市町村等がワクチン接種のために金銭や個人情報を電話で求めることはありません。

〇ポイント
・ワクチン接種は無料です。
・新型コロナワクチンに関する情報は、厚生労働省や国民生活センターなどで確認できます。
厚生労働省「新型コロナワクチン　コールセンター」0120-761700
国民生活センター「新型コロナワクチン詐欺　消費者ホットライン」0120-797-188

詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/info/data/coronavirus_vshotline.html　
（国民生活センター）

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【県内の相談事例】転売ビジネスで稼ぐつもりが、稼げないので解約して返金して
ほしい。
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Ｑ：「海外の商品による転売ビジネスで月100万円稼げる」という体験談がネット広告にあったので、申し込んだが、稼げない。初期費用を払い、1か月実践してみたが、ほとんど儲けることができない。解約して何とか返金してもらいたいが、どうしたらよいか。
Ａ：「簡単に儲かる」などの広告や友人等からのうまい話をうのみにしないようにしましょう。返金は難しいが、県弁護士会のインターネット被害対策長野弁護団に相談する方法があります。
現在、インターネット通販等で仕入れた商品をフリマサイト等で販売する「転売ビジネス」に関する相談が全国の消費生活センターに寄せられています。「ネット広告や事業者の説明のようには稼げなかった」「高額なサポート料を支払ったのに全くサポートがない」などの相談もあり、注意喚起をしています。

〇ポイント
・転売ビジネスを始めるために高額な費用が必要と言われたら要注意です！
・「リスクなし」「必ず稼げる」わけではありません。禁止された転売にも注意しましょう。
・お金がないと断ってもクレジットカードの分割払いや借金をさせてまで強引に契約させる場合があります。高額な契約は、あらかじめ契約内容を十分に確認し、周りの人に相談しましょう。
詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210210_1.html　（国民生活センター）
https://www.shohisyahigai-boushi.caa.go.jp/　（消費者庁）

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【県内の相談事例】マッチングアプリで知り合った人に暗号資産の売買で資産を増やせると誘われてやってみたが儲からない。
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Ｑ：マッチングアプリで知り合った人に暗号資産の売買で資産を増やせると誘われたので、取引所に150万円入金し取引を始めた。最初は少し利益が出たが、だんだん出なくなった。そのため出金しようとしたが、取引所は閉鎖され、引き出せなくなった。知り合った人とも連絡がとれない。どうしたらよいか。
Ｑ：この話をマッチングアプリで知り合った別の人に相談したところ、「自分も被害にあったがFXで儲けることができた。やってみないか。」と誘われた。資本金30万円で始めたが、資本金が少なすぎると言われたので、相談した人からお金を借りてやってみた。しかし利益は出なかった。再度、相談すると「貸したお金を3日以内に返すように。返すことができないなら暴力団に相談する。」と言われた。どうしたらよいか。
Ａ：対面での食事会など出会いの場が減少していることから、パートナーを見つけるために、いわゆる出会い系サイトやマッチングアプリ等を利用する機会が増えているとみられます。
オンラインで気軽にパートナーを探せる一方で、本人確認の徹底が難しいことから、本来の利用方法ではない目的で近づいてくる人物とマッチングしてしまうこともあります。最近では、詐欺的な賭け事や投資等に勧誘する手口が目立っています。この事例では詐欺のおそれがありますので、警察に相談するように伝えました。

〇ポイント
・出会い系サイトやマッチングアプリ等をきっかけとする投資詐欺にご注意ください。
恋話（コイバナ）がいつの間にか儲け話になっていることも…。
・出会い系サイトやマッチングアプリ等の規約をよく読んでから利用しましょう。
・うまい儲け話には安易に応じないようにしましょう。不安に思った場合は、早めに消費生活センターなどに相談してください。

詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210218_1.html　

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「非接触型の預貯金詐欺」にご注意！
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長野県内における令和3年1月末の特殊詐欺被害認知状況が発表されました。

●特殊詐欺認知件数
・9件(前年同期比-12件)
●被害額（１万円未満切り捨て）
・1,289万円（前年同期比-1,993万円）
〇「非接触型の預貯金詐欺」にご注意！
キャッシュカードを犯人に直接渡さない、「非接触型の預貯金詐欺」の被害が多発しています。

被害事例
令和3年1月中旬、北信地区に住む高齢者宅に百貨店従業員や警察官などを装う男から電話があり「あなたのカードが不正に使われている」「キャッシュカードを新しくする必要がある」「これから取りに行くのでキャッシュカードを郵便受けに入れておいてください」などと言われ、被害者が自宅の郵便受けにキャッシュカード5枚を入れておいたところ、何者かが被害者宅を訪れてこれを取り出し、だまし取られたもの。

この事例のように、電話の相手からキャッシュカードを郵便受けに入れておいてくださいと言われたら、まず詐欺を疑ってください。
キャッシュカード＋郵便受け＝詐欺！

〇ポイント
特殊詐欺電話の対策機器（※）を活用するなど、詐欺の電話をうけない対策をしましょう。
※一部の市町村や長野県警察で詐欺の電話を受けないための機器を貸し出していますので、お住まいの市町村や、最寄りの警察署へお問い合わせください。

対象期間：2021年1月（長野県警発表暫定値）

県消費生活センターへのご相談
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消費者トラブルでお困りの際は消費生活センターにご相談ください。
県の消費生活センターは次の４か所です。（相談時間　平日８:30～17:00）
・北信消費生活センター　　　TEL　026-217-0009
・中信消費生活センター　　　TEL　0263-40-3660
・南信消費生活センター　　　TEL　0265-24-8058
・東信消費生活センター　　　TEL　0268-27-8517
◆消費者ホットライン　１８８（いやや　※全国共通、局番なし）
音声案内により、お住まいの市区町村の相談窓口や都道府県の消費生活センターをご案内します。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、当面、できる限り電話によりご相談をいただきますようお願いいたします。
※契約書類の持参が必要な場合等で来所される際には、マスクを着用するなど感染拡大防止対策にご協力をお願いいたします。

今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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発行元　長野県県民文化部くらし安全・消費生活課　https://www.nagano-shohi.net/　（長野県消費生活情報）
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