困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2018年11月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2018年11月号(2018.11.15 発行)
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るため、役立てていただけるよう情報を毎月皆様にお届けしています。

◇◇◇◇ 11月号目次 ◇◇◇◇
■県内における10月末までの特殊詐欺被害状況
■県職員を名乗った「個人情報を削除する」というウソの電話にご注意ください
■11月は製品安全総点検月間です!
■電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう!
■電動シャッター動作時の事故に注意!
■くらしまる得情報の最新号(秋号)ができました
■「長野県政出前講座」(悪質商法/特殊詐欺)をご利用ください!
■編集後記
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消費者トラブルでお困りの時などは消費生活センターにご相談ください!
消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)

北信消費生活センター   TEL 026-223-6777 
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-nagano.html
中信消費生活センター   TEL 0263-40-3660
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-matsumoto.html
南信消費生活センター   TEL 0265-24-8058
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-iida.html
東信消費生活センター   TEL 0268-27-8517
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-ueda.html
長野県消費生活情報ホームページ http://www.nagano-shohi.net/
◆消費者ホットライン 188(いやや ※局番なし)
―最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口、または国民生活センターの相談窓口にご案内します。
◆消費生活・特殊詐欺に関するTwitterアカウント @Nagano_ks
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県内における10月末までの特殊詐欺被害状況
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長野県内の平成30年10月末の特殊詐欺被害認知状況が長野県警から発表されました。
●認知件数 
118件(前年同期比 -70件)
●被害額 2億5979万2566円(前年同期比 +3850万9201円=17.4%増)
●手口別件数、被害額(1万円未満切り捨て)
◎オレオレ詐欺50件(前年同期比 -6件)、6200万円(前年同期比 -2343万円)
◎架空請求詐欺件53件(前年同期比 -23件)、1億7164万円(前年同期比 +1億1390万円!)
◎融資保証金詐欺8件(前年同期比 -5件)、685万円(前年同期比 -1072万円)
◎還付金等詐欺5件(前年同期比 -32件)、299万円(前年同期比 -2914万円)

○118件の被害を地域別にみると、長野市34件、須坂市8件、中野市、小布施町、千曲市が4件など、北信地域の被害が59件となり半数を占めています。また、南信地域では3000万円を超える架空請求詐欺など、1000万円を超える高額な被害が複数発生しています。
○手口別では架空請求詐欺が53件、オレオレ詐欺が50件となっており、この2つの手口が全体の87.3%を占めています。
○このうち架空請求詐欺は、件数では減少しているものの、被害額は前年同期比で197.2%増となり、特殊詐欺全体の約70%を占めるなど、高額な被害が増加しています。
○一方で、家族や、コンビニエンスストア、金融機関の職員の方が特殊詐欺被害を未然に阻止した事例が件数、金額ともに昨年の同時期より大きく増加しており、482件もの被害を防ぐことができました。
○少しでも不安がある場合は、消費者ホットライン(局番なし)188、警察相談専用電話#9110へ相談してください!

引き続き、特殊詐欺に対して警戒してください!
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県職員を名乗った「個人情報を削除する」というウソの電話にご注意ください
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最近、長野県庁の職員を名乗った人物から「登録されている個人情報を削除する」と電話がかかってきた、という相談が消費生活センターなどに寄せられています。
県職員が、直接個人の方へ「個人情報を削除する」と電話をすることは無く、これらはウソの電話です。その後「手数料」などの名目で金銭を要求されたり、他の団体を名乗る偽りの人物が次々に登場し言葉巧みに金銭やキャッシュカード、各種暗証番号などを騙し取ろうとする、詐欺の手口です。
県庁の職員以外でも、公的機関やそれに類似した名称を名乗った「個人情報の削除をする」との電話は、典型的な詐欺の手口ですので、相手にすることなく無視しましょう。
また、公的機関を名乗っても、現金やキャッシュカードを渡したり、暗証番号などを伝えることは絶対にやめましょう。
少しでも不安がある場合は、消費者ホットライン(局番なし)188、警察相談専用電話#9110へ相談してください!
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11月は製品安全総点検月間です!
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経済産業省は、11月を「製品安全総点検月間」として、製品を安全に使用するための周知活動を実施しています。
これを機に、身の回りの製品の以下のようなポイントを点検してみましょう!
・エアコンなど、異音、異臭、室内機からの水漏れをしていないか
・家電製品のコードを巻き付けたままにしていなか
・ドラム式洗濯機などのチャイルドロックをかけているか
・ストーブやヒーターの置台や周囲にほこりや紙などの可燃物がないか
・モバイルバッテリーに「PSEマーク」がついているか
・使っている製品の、リコール情報が出ていないか

詳しくは、以下のサイトをご覧ください
http://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/soutenken.html(経済産業省)
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電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう!-災害用の懐中電灯やラジオの点検を
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アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ボタン電池などの使い切りの電池(以下、単に「電池」と言います。)は、時計、テレビやエアコンのリモコン、子どものおもちゃ等、身近にあるものによく使われており、我々の生活になくてはならないものです。また、懐中電灯、ラジオ等、災害時に活躍する製品にもよく使われています。
電池は大変便利なものですが、使い方を誤ると、液漏れ、発熱、破裂等が起こることがあり、漏れた液に触れることによる化学熱傷、発熱した電池に触れることによる熱傷、破裂で飛び散った電池の破片によるけがにつながるおそれや、電池を使用している機器を傷めるおそれがあります。電池を使用する際は、以下の点に注意しましょう。
・電池を装填する際の注意
(1)電池の向き(+と-)をよく確かめて、正しく装填しましょう。
(2)銘柄が異なる電池を混合して使用しないようにしましょう。
(3)古い電池と新しい電池を混合して使用しないようにしましょう。

・電池を装填した後の注意
(4)機器を使用した後は、必ずスイッチを切りましょう。
(5)使い切った電池はすぐに機器から外して、適切な方法で捨てましょう。
(6)リモコン等の機器を長期間使用しない場合は、電池を外しておきましょう。

・その他の注意
(7)金属類と一緒に電池を持ち運んだり保管したりしないようにしましょう。
(8)電池から漏れた液に触れた場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう

詳しくは、以下のサイトをご覧ください
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180720_1.html (国民生活センター)
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電動シャッター動作時の事故に注意!
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消費者安全調査委員会より、「電動シャッター動作時の事故」に係る事故等原因調査の報告書が取りまとめられました。
電動シャッターを所有又は使用する方への注意点や、ふだんの生活における一般的な電動シャッターに関する注意点をまとめました。
・電動シャッターの事故
消費者安全調査委員会「消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書 電動シャッター動作時の事故」(平成30年9月28日公表)によると、電動シャッター動作時の事故で死亡又は重傷を負った事故は、平成13年6月から平成29年9月末までに28件発生しています。
電動シャッターはモーターの強い力により動いているため、降下しているシャッターカーテンは大人の力でも止めることは困難です。また、チェーンの破断などによりシャッターカーテンが急激に落下して事故に至るケースもあります。このため、シャッターカーテンに挟まれたり、落下するシャッターカーテンに当たったりすると重大な事故につながる危険性が高く、28件の事故により14人が死亡、15人がけがをしています。
・電動シャッターを操作する方への注意
(1)電動シャッターの操作はシャッターの下に人がいないことを確認してから行いましょう
電動シャッターを操作するときは、シャッターの下に人がいないことや物がないことを確認してから動作を開始しましょう。シャッターが見えない場所で操作すると、人の存在や通行を確認できません。シャッターの下が見えない、又は見えにくい場合は、ミラーやカメラを設置して、人や物の存在を確認できるようにしましょう。
(2)動作中の電動シャッターの下はくぐらないようにしましょう
動作中の電動シャッターの下をくぐるのは大変危険です。シャッターを動作させながらその下をくぐるのはやめましょう。シャッターの下をくぐるときは、必ず電動シャッターを停止してから通るようにしましょう。
・電動シャッターをお持ちの方への注意
(1)可能な限り安全装置を取り付けましょう
電動シャッターには、挟まり事故等を防止するために、下記のようないろいろな安全装置があります。現在販売されている電動シャッターでは、これらの安全装置のいずれかが標準装備されているものが多いですが、古い電動シャッターでは安全装置が付いていないものも多くあります。
現在お使いの電動シャッターに安全装置が付いているかを、取扱説明書を見たり、メーカーや工務店に問い合わせたりするなどして確認してみましょう。もし、安全装置が付いていない場合は、可能な限り安全装置を取り付けるようにしましょう。
(2)異常の早期発見のために、日常点検及び定期点検をしましょう
電動シャッターは、取扱説明書どおりに日常点検を行い、「いつもと違う音がする」、「いつもと違いスムーズに動かない」などの異常が少しでもある場合には、早めにシャッターメーカーの点検を受けましょう。また、日常点検のほかに、シャッターメーカーの専門技術者による定期的な保守点検を受けて、シャッターが正常に動作するか、部品が劣化していないか、安全装置が正常に働くかなどを確認するようにしましょう。
・電動シャッターがある場所での注意
(1)シャッターの下には、「座らない、立ち止まらない」
部品の劣化や破損により、予期せぬときにシャッターが降下することがあります。電動シャッターの下には、「座らない、立ち止まらない」ようにしましょう。
(2)動作中のシャッターの下はくぐらない
動いているシャッターの下をくぐると、挟まれ事故につながることがあり大変危険です。動いているシャッターの下は絶対にくぐらないようにしましょう。

詳しくは、以下のサイトをご確認ください
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/2018/#caution (消費者庁/注意喚起2018年)
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くらしまる得情報の最新号(秋号)ができました
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県が発行している消費生活に関する回覧・窓口配布用の冊子「くらしまる得情報」の最新号(秋号)を配布中です。
内容は
・「長野県版エシカル消費」推進中!
・「悪質商法」緊急情報!
・高額被害発生中!架空請求詐欺に注意!!
・消費生活センターインフォメーション
です。ぜひご覧ください!
隣組等での回覧板または市町村の窓口等で配布しています。
次のホームページでも内容をご覧いただけます
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/marutoku.html(長野県消費生活情報サイト)
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「長野県政出前講座」(悪質商法/特殊詐欺)をご利用ください!
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消費生活センターや、県くらし安全・消費生活課では、地域や消費者、高齢者、学校など、皆様がお集まりになる場所に職員が出向いて、悪質商法の手口や対処方法についての説明や、特殊詐欺の手口や被害防止対策について手口を再現しながら訓練を行う「出前講座」を実施しています。

詳しくは次のホームページをご覧ください
https://www.pref.nagano.lg.jp/koho/kensei/koho/demae/demae/index.html(長野県公式サイト)
※おおむね20人以上の受講者でお申込みください。
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☆編集後記☆
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◆11月は「製品安全総点検月間」ということで、製品安全に関わる情報を掲載しました。多くの製品に使用している電池ですが、その点検は忘れられがちです。特に、非常用の懐中電灯や防犯ブザーなど、普段使わない製品の電池を一度点検してみましょう。また、電動シャッターは、異常や使用方法に問題があると、極めて重大な事故につながる恐れがあります。定期的に点検を行い、正しい使用を心がけましよう。
◆また、これから(というよりは、すでに)寒い時期となり、県内ではしばらく使っていなかったストーブやヒーターなどの暖房器具を使う機会も多くなるかと思います。利用する前に、ほこりが溜まっていないか、油漏れをしていないか、といった点をよくチェックするようにしましょう。
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確かな暮らしが営まれる美しい信州~学びと自治で拓く新時代~
しあわせ信州創造プラン2.0(長野県総合5か年計画)推進中!
https://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kensei/soshiki/shingikai/ichiran/sogokeikaku/2018keikaku.html
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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発行元 長野県県民文化部くらし安全・消費生活課 http://www.nagano-shohi.net/
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土曜、日曜、祝日に
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【国民生活センター】
相談受付時間 10:00〜16:00
(年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く)
電話番号:消費者ホットライン188(局番なし)


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