困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2017年03月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2017年03月号(2017.03.15 発行)
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を皆様に毎月お届けしています。

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消費者トラブルでお困りの時などは消費生活センターにご相談ください!
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消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)

北信消費生活センター   TEL 026-223-6777 
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-nagano.html
中信消費生活センター   TEL 0263-40-3660
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-matsumoto.html
南信消費生活センター   TEL 0265-24-8058
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-iida.html
東信消費生活センター   TEL 0268-27-8517
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-ueda.html

長野県消費生活情報ホームページ http://www.nagano-shohi.net/

消費者ホットライン 188(いやや ※局番なし)
―最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口、または国民生活センターの相談窓口にご案内します。

◇◇◇◇ 3月号目次 ◇◇◇◇
■架空請求詐欺被害が続出しています!(平成29年2月末特殊詐欺発生傾向)
■SMSを用いて有料動画の未払い料金の名目で金銭を支払わせようとする事業者に注意してください!
■「自分は特殊詐欺の被害にあわないと思う」と答えた人は80.7%(内閣府の「特殊詐欺に関する世論調査」)
■エステサロン等でのHIFU(ハイフ)機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も-
■消費生活センター出前講座
■編集後記

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架空請求詐欺被害が続出しています!(平成29年2月末特殊詐欺発生傾向)
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長野県内の2月末までの特殊詐欺被害認知状況が長野県警から発表されました。

○認知件数 21件(前年同期比 -11件)
○被害額 2,911万9,100円(前年比 約-894万円)

◆オレオレ詐欺被害は3件で、昨年の同時期に比べて66.7%(6件)減少していますが、架空請求詐欺被害は14件で、昨年同期比で12.5%(2件)の減少に留まっています。

◆架空請求詐欺被害は、20代が15%、30代7%、40代14%、50代29%、60代14%、70代14%、80代7%と幅広い世代で被害が出ています。

◆架空請求詐欺の手口(内容)としては、有料サイトの利用料金等が64%となっています。

◆架空請求詐欺の送金・振込手段は、電子マネーが57%を占めています。

○オレオレ詐欺被害は減少していますが、2月中の前兆事案(オレオレ詐欺を仕掛けるために詐欺犯がかけてくる事前電話)が165件と非常に多くなっています。特に、南信方面は他域に比べてに4~5倍多く集中していました。引き続き警戒してください!

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SMSを用いて有料動画の未払い料金の名目で金銭を支払わせようとする事業者に注意してください!
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消費者の携帯電話に「有料コンテンツ利用料金の支払確認が取れません。本日中に連絡なき場合、訴訟手続きに移行します。」などと記載したSMS(ショートメッセージサービス:メールアドレスではなく電話番号宛で送受信可能)を送付し、そのSMSに記載された電話番号に連絡してきた消費者に「今日中に支払えば訴訟手続を取り下げます。」などと告げ、有料動画サイトの未払料金等の名目で金銭を支払わせようとする事業者に係る相談が、各地の消費生活センター等に寄せられています。

これまでに「株式会社DMM.com」、「株式会社ヤフー」、「株式会社U-NEXT」をかたる事業者についての注意喚起が消費者庁から出されています。実在する社名をかたったSMSでの有料動画利用料請求に注意してください。

詳しくは、次のホームページをご覧ください(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/caution/property/

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特殊詐欺において「自分は被害にあわないと思う」と答えた人は80.7%(内閣府の「特殊詐欺に関する世論調査」)
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内閣府は、オレオレ詐欺などの「特殊詐欺」に関する初の世論調査を発表しました。(調査対象3,000人・有効回収数1,878人)

■「自分は被害にあわないと思う」・「どちらかといえば自分は被害にあわないと思う」と答えた人は、全体で80.7%。

■上記のうち「自分は被害にあわないと思う」と答えた人は39.6%で、年齢層別では、18~29歳が28.2%、30代が27.0%、40代が34.7%、50代は37.9%、60代は42.9%、70歳以上は50.7%と、高齢になるにつれて高くなる傾向が出ました。

■年齢別にみた「被害にあわないと思う理由」で「だまされない自信があるから」と回答したのは、18~29歳が45.2%、30代が40.5%、40代が40.7%、50代は45.2%、60代は50.2%、70歳以上は50.6%で、若年層と高齢層で高い傾向が出ました。

■同じく年齢別にみた「被害にあわないと思う理由」で「いつも誰かに相談するようにしているから」と答えたのは、18~29歳が51.6%、30代が55.1%、40代が50.4%、50代は38.7%、60代は31.2%、70歳以上は31.1%と、こちらは年齢層が上がるにつれて低くなる傾向が出ました。

詳しくは、次のホームページをご覧ください(内閣府)
http://survey.gov-online.go.jp/h28/h28-sagi/index.html

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エステサロン等でのHIFU(ハイフ)機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も-
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全国の消費生活センター等には、エステティックサロン(以下、「エステサロン」とする。)等でHIFU(ハイフ)という「高密度焦点式超音波」や、それに類する超音波技術を応用したという機器(以下、「HIFU機器」とする。)で施術を受けたところ、「顔面が急に熱くなり痛みが走った」や「熱傷になり、治るまでに半年かかると言われた」、「神経の一部を損傷した」等で治療に数か月を要する危害を負ったといった相談が寄せられています。

HIFU機器は、人体の表面を傷つけずに、超音波を体内の特定部位に集中させることで加熱し、熱変性を生じさせることができることから、医療で前立腺の治療等に用いられているものですが、エステサロン等でもホームページや施術前の説明でHIFU機器を用いて「脂肪細胞を溶解させる」、「肌の土台である筋膜に直接ダメージを与える」等、皮下組織に直接影響を与えることで小顔、痩身や美顔等の施術ができるとうたっています。その一方で、リスクについては説明がなく、「脂肪細胞を安全に破壊できる」等、消費者に安全な施術であると誤認させているエステサロン等もみられます。このような行為を医師資格のないエステティシャン等が行うことは禁じられています。

そこで、エステサロン等でのHIFU機器を用いた施術に関するトラブルについて調査、分析を行い、消費者被害の未然防止と拡大防止のために消費者に注意を呼び掛けるとともに、関係機関・団体へ要望及び情報提供が国民生活センターから情報提供がありましたので、参考にしてください。

詳しくは、次のホームページをご覧ください。(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170302_1.html

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消費生活センター出前講座
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消費生活センターでは、職員が地域や消費者、高齢者、学校など、皆様がお集まりになる場所に出向いて、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)
今年度は、県内各地で2月末までで112回実施しています。

お申し込みなど詳しくは、次のホームページをご参照ください。(長野県消費生活情報ホームページ)
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html

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☆編集後記☆
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◆福寿草、梅、杏、水仙、そして桜と、彩り華やかな季節への序章が始まっています。そして卒業シーズン。小学校、中学校、大学では間もなく卒業式というところが多いようですね。「出会いと別れ」は、職場であっても同じこと。当課でも新たな使命を果たすべく、仲間の異動があります。環境が変わる方にとっては、期待と不安、さらに緊張した日々になるかと思います

◆ここ数年、特殊詐欺被害が実は春に多く発生しています。慌ただしい生活の間隙をつかれて被害が出ているようです。まだ慣れない中での急な対応に戸惑うもの。「特殊詐欺や悪質商法がこの季節には多い、来るかもしれない」と、ぜひ頭のどこかに入れておいてください。不安なことがあればお近くの消費生活センターにご相談ください、全国どの地域にも消費生活相談窓口はあります。「もしもの時の備え」も、新たな旅立ちに向けてご準備ください。

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長野県は「地消地産」の取り組みを推進しています。
▽△▽ 地消 ∞ 地産 ▽△▽
地域で消費されるものは、地域で生産
☆信州農畜産物の活用拡大
☆信州の木自給圏の構築
☆エネルギー自立地域の確立
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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発行元 長野県県民文化部くらし安全・消費生活課 http://www.nagano-shohi.net/
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県消費生活センター

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電話番号:消費者ホットライン188(局番なし)


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