消費生活情報メールマガジン バックナンバー
2017年01月16日発行
2017年1月号
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長野県消費生活情報メールマガジン
2017年1月号(2017.1.16 発行)
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。
消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を皆様に毎月お届けしています。
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消費者トラブルでお困りの時などは消費生活センターにご相談ください!
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消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)
北信消費生活センター TEL 026-223-6777
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-nagano.html
中信消費生活センター TEL 0263-40-3660
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-matsumoto.html
南信消費生活センター TEL 0265-24-8058
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-iida.html
東信消費生活センター TEL 0268-27-8517
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-ueda.html
長野県消費生活情報ホームページ http://www.nagano-shohi.net/
消費者ホットライン 188(いやや ※局番なし)
―最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口、または国民生活センターの相談窓口にご案内します。
◇◇◇◇ 1月号目次 ◇◇◇◇
■平成28年の特殊詐欺被害、認知件数は215件(平成28年の年間被害状況)
■「若者を悪質商法から守るキャンペーン」を実施します!
■「アダルトサイトとのトラブル解決」をうたう探偵業者に注意してください!
■SMSを用いて有料動画の未払い料金の名目で金銭を支払わせようとする事業者に注意してください!
■消費生活センター出前講座
■編集後記
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平成28年の特殊詐欺被害、認知件数は215件(平成28年の年間被害状況)
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<長野県警察本部が発表した平成28年の特殊詐欺の発生傾向>
○認知件数 215件(前年比△82件)
○被害額 4億8,952万5,333円(前年比 △3億1,608万9,978円)
○オレオレ詐欺認知件数 84件(前年比 △35件)
○架空請求詐欺 65件(前年同期比 △32件)
○還付金等詐欺 46件(前年同期比 +1件)
◆全体の件数が3割ほど減少している中、還付金等詐欺のみ増加。
◆1件あたりの被害額は約228万円で、前年より約43万円減少しており、金額の小口化が顕著。
◆還付金等詐欺被害の男女別では、男性は11名で前年比△12名に対し、女性は35名で同+13名。
◆架空請求詐欺の送金、振込手段(のべ216回中)では、電子マネーが45%で最も高い。
◆被害を未然に防いだ阻止件数は355件(前年比+25件)で、未然防止者は金融機関職員が143件(前年比△62件)、家族が82件(同+35件)、コンビニ従業員が58件(同+31件)。
◆28市町村(前年比△19)で被害が認知されており、10件以上被害があったのは、長野市が49件(同△5件)、松本市42件(同+9件)、上田市21件(同△20件)、佐久市12件(同△8件)、千曲市12件(同△2件)。
広報啓発と水際対策の浸透により、被害件数は前年比△82件となりましたが、平成26年と比較すると25件多く、また2年連続で200件を超えており、5億円近い被害が発生しています。手口はますます巧妙化していきます。特殊詐欺に対する知識を身に付けるとともに心構えをし、万全な対策を取ってください!
◎県では働き盛り世代による特殊詐欺撲滅プロジェクト~「俺の恩返し!」プロジェクト~を展開中!
高齢者だけでは被害を防ぎきれません。子・孫世代が守ってください!あなたの家族の笑顔と財産を守れるのはあなただけです!
~働き盛り世代に向けた長野県特殊詐欺対策ページ 今すぐできる3つの約束~
http://www.nagano-shohi.net/yakusoku/
◎プロジェクトの一環として働き盛り世代を対象とした訓練型特殊詐欺対応講座を実施しています。
◎また高齢者を対象に、職員が詐欺犯に扮して実際に電話を使って参加者に詐欺の手口を体験していただく訓練型特殊詐欺対応講座も実施しています!
○お申込み・お問合せ
長野県くらし安全・消費生活課防犯担当 TEL026-235-7174
長野県防犯担当ホームページ
http://www.pref.nagano.lg.jp/kurashi-shohi/anzen/bouhan.html
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「若者を悪質商法から守るキャンペーン」を実施します!
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社会経験の浅い若者をターゲットにした悪質商法や架空請求などの特殊詐欺被害が後を絶たないことから、長野県では1月から3月にかけて、関東甲信越ブロックの各都県などと共同で「関東甲信越ブロック悪質商法被害防止キャンペーン」を実施します。
主な取り組みは次のとおりです。
1)特別相談「若者トラブル110番」の実施
4か所の県消費生活センターにおいて、若者トラブル110番を実施します。電話又は来所により、お気軽にご相談ください。
○日時:平成29年1月19日(木曜日)、20日(金曜日)8:30~17:00
○場所:北信、中信、南信、東信の各消費生活センター
※上記の日時以外にも随時相談を受け付けていますので、お困りのことなどがありましたらお気軽にご相談ください。
2)共通キャラクター「カモかも」をデザインしたリーフレット・ポスターによる啓発
○高校、短大、大学及び関係機関へのリーフレット・ポスターの配布
○コンビニ等でのポスター掲示及びリーフレット配布(2、3月)
詳しくは、次のホームページご覧ください。(長野県消費生活情報)
http://www.nagano-shohi.net/news/2017/01/26-1.html
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「アダルトサイトとのトラブル解決」をうたう探偵業者に注意してください!
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全国の消費生活センター等には「アダルトサイトを見ようとしたら、突然『登録完了』等の画面が表示され、高額な料金を請求された・支払ってしまった」などアダルトサイトに関する相談が多く寄せられています。
こうしたトラブルを解決しようと消費者がインターネットで相談先や解決方法を検索し、「無料相談」「返金可能」をうたう窓口に相談したところ、実際には探偵業者に「アダルトサイト業者の調査」を数万円で依頼しており、アダルトサイト業者からの返金もなかった、といった相談が急増しています。
国民生活センターでは、最近の相談事例やアドバイスをまとめ、消費者へ注意喚起しました。
【相談事例(ホームページから抜粋)】
△「無料相談」「解決可能」のはずが、有料の企業調査だった。
△「高額な請求がある」「個人情報が流出する」と言われ不安になり、焦って依頼した。
△依頼した1 時間後にキャンセルを申し出たら、高額な解約手数料を請求された。
【消費者へのアドバイス】
1.相談先が自治体の消費生活センター等かどうか、しっかり確認してから連絡しましょう。
2.アダルトサイトとのトラブル解決をうたう探偵業者への依頼は慎重に検討しましょう。探偵業者が行うのは「調査」であり、弁護士等の資格がなければ返金交渉は行えません。
3.お住まいの自治体の消費生活センター等に相談しましょう。
詳しくは、次のホームページをご覧ください。(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161215_1.html
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SMSを用いて有料動画の未払い料金の名目で金銭を支払わせようとする事業者に注意してください!
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平成27年10月以降、消費者の携帯電話に「有料動画閲覧履歴があるため、本日中に登録解除いただけない場合、身辺調査及び法的措置へ移行となります。ヤフー。」などと記載したSMS(ショートメッセージサービス)を送信するとともに、SMSに記載された電話番号に連絡してきた消費者に「支払をしないと裁判沙汰になる。」などと告げ、有料動画の未払料金の名目で金銭を支払わせようとする事業者に係る相談が、各地の消費生活センター等に寄せられています。
次の点を参考にして、SMSや電話での要求に不審な点があった場合には、その要求に応じる前に、消費生活センターや警察に相談しましょう。
【アドバイス】
〇詐欺的な行為を行う事業者が、実在する事業者等の名前をかたる場合があります。事業者との名前に聞き覚えがあるからといって、安易に信用せず、話の内容等をよく確認しましょう。
〇直ちに有料動画の未払料金を支払わなければ裁判を起こすなどと警告するSMSを送り付け、消費者からSMSに記載した電話番号に電話させた上、実在する有料動画配信事業者等をかたって未払料金の名目で金銭を支払わせる、いわゆる架空請求事案は、典型的な詐欺の手口であり、従前から本件と同様の事案が発生しています。こうしたSMSに記載されている電話番号には絶対に電話しないようにしましょう。
詳しくは、次のホームページをご覧ください。(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/pdf/161222adjustments_1.pdf
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消費生活センター出前講座
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消費生活センターでは、職員が地域や消費者、高齢者、学校など、皆様がお集まりになる場所に出向いて、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)
お申し込みなど詳しくは、次のホームページをご参照ください。(長野県消費生活情報ホームページ)
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html
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☆編集後記☆
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◆「寒いね」から挨拶が始まる季節。「寒い、寒い」と家に閉じこもっていてはお正月や新年会で蓄えたカロリーは消費できないですよね。信州の冬はやはりウィンタースポーツ!冬しか味わえない時間・空間をしっかり楽しみたいですね。今月下旬からは「ながの銀嶺国体」が始まり、スキー・スケート・アイスホッケーでの熱戦が期待されます。
◆ウィンタースポーツ観戦でも、趣向を凝らした会場が多くなっています。ブースが出たり、音楽やMCによる盛り上げはもちろん、スケートやカーリングでは、解説をミニFMで行っている大会もあります。寒いのはもちろんですが、県内関係の世界トップ選手の活躍を間近で見られ、応援できる貴重な機会です。ぜひ足を運びたいですね。そして蓄えたカロリーを消費するためには、観戦した後きちんと運動することも忘れないように。
今年も消費生活メールマガジンをよろしくお願いします。
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長野県は「地消地産」の取り組みを推進しています。
▽△▽ 地消 ∞ 地産 ▽△▽
地域で消費されるものは、地域で生産
☆信州農畜産物の活用拡大
☆信州の木自給圏の構築
☆エネルギー自立地域の確立
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。
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