困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2016年9月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2016年9月号(2016.9.16 発行)
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を皆様に毎月お届けしています。

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消費者トラブルでお困りの時などは消費生活センターにご相談ください!
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消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)

北信消費生活センター   TEL 026-223-6777 
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-nagano.html
中信消費生活センター   TEL 0263-40-3660
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-matsumoto.html
南信消費生活センター   TEL 0265-24-8058
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-iida.html
東信消費生活センター   TEL 0268-27-8517
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-ueda.html

長野県消費生活情報ホームページ http://www.nagano-shohi.net/

消費者ホットライン 188(いやや ※局番なし) 
―最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口、または国民生活センターの相談窓口にご案内します。

◇◇◇◇ 9月号目次 ◇◇◇◇
■特殊詐欺の8月の被害件数
■峰竜太さん・下嶋兄さん親子初共演による「特殊詐欺被害防止啓発CM」が9月17日から放映されます!
■10月2日(日)はAC長野パルセイロ・レディース公式戦で啓発活動!
■9月20・21日は高齢者を悪質商法や特殊詐欺から守るキャンペーンを実施!
■電力自由化が始まって5か月
■自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故にご注意ください!
■編集後記

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特殊詐欺の8月の被害件数
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<長野県警察本部が発表した今年8月末までの特殊詐欺の発生傾向>
○認知件数 162件(前年同期比△29件)
○被害額 3億8,304万3,463円(前年同期比 △1億9,799万4,394円)
○オレオレ詐欺認知件数 69件(前年同期比 △24件)
○架空請求詐欺 40件(前年同期比 △13件)
○還付金等詐欺 37件(前年同期比 +15件)

◆8月末までの被害件数は、認知件数全体では前年より29件減少しています。しかし一昨年の同時期と比較すると、全体で41件多くなっており、多発傾向が続いています。

◆市町村別の被害状況を見ると、昨年の8月までで37市町村で被害がありましたが、今年は25市町村と減少している中、長野市は+3件(41件)、松本市は+9件(28件)と前年より多くなっています。

◎県では働き盛り世代による特殊詐欺撲滅プロジェクト~「俺の恩返し!」プロジェクト~を展開中!
高齢者だけでは被害を防ぎきれません。子・孫世代が守ってください!あなたの家族の笑顔と財産を守れるのはあなただけです!
プロジェクトの一環として働き盛り世代を対象とした訓練型特殊詐欺対応講座を実施しています。

◎また高齢者を対象に、職員が詐欺犯に扮して、実際に電話を使って参加者に詐欺の手口を体験していただく訓練型特殊詐欺対応講座も実施しています!

○お申込み・お問合せ
長野県くらし安全・消費生活課防犯担当 026-235-7174
長野県防犯担当ホームページ
http://www.pref.nagano.lg.jp/kurashi-shohi/anzen/bouhan.html

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峰竜太さん・下嶋兄さん親子初共演による「特殊詐欺被害防止啓発CM」が明日:9月17日から放映されます!
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特殊詐欺被害を防止するための県の啓発CMに、峰竜太さん・下嶋兄さん親子にご出演いただきました。9月12日には親子揃って県庁に阿部知事を表敬訪問され、CMのお披露目も行いました。

オレオレ詐欺で騙されそうになった父親役の峰さんと、そんな親に対し息子役の下嶋さんが「俺が守る!」と力強く決意したCMとなっています。

初のCM親子共演とのことで、会見で下嶋さんは「少し親子で連絡を取り合うのは恥ずかしいかもしれないけど、お互いが会話して、どこにいるのか、何をしているのかわかれば特殊詐欺はなくなると思う。」と話され、峰さんは「意外と親子で共演すると新鮮で、息子を頼もしく思えた。このCMを見て、少しでも家族内で特殊詐欺について話し合って欲しい」と語られました。
CMは、明日:9月17日(土)から県内の民放テレビ4局で放送され、県のホームページでも観ることができます。

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10月2日(日)はAC長野パルセイロ・レディース公式戦で啓発活動!
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◆AC長野パルセイロ・レディース公式戦「守れ!家族 蹴ちらせ!特殊詐欺スペシャルマッチ」
10月2日(日)vs伊賀フットボールクラブくノ一戦(会場:南長野運動公園総合球技場)15:00キックオフ

◇内容
○選手と記念撮影した写真を、特殊詐欺被害防止特製フォトフレームにセットしてプレゼント!(数量限定)
○選手(トップ・レディース)出演特殊詐欺被害防止啓発CMを、スタジアムの大型ビジョンで上映
○特殊詐欺被害防止啓発PR(ピッチ上)

リーグ戦3位(9月11日現在)と好位置につけるパルセイロレディースをスタジアムで応援して、チームの勝利と特殊詐欺撲滅のため力を合わせて戦いましょう!

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9月20・21日は高齢者を悪質商法や特殊詐欺から守るキャンペーンを実施!
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昨年の県の消費生活センターに寄せられる相談は、高齢者に関わる相談が多く寄せられています(平成27年度では60歳以上の契約者に関する相談が36.9%)。
そこで、県内4ヶ所の県消費生活 センター(電話番号は上記)では「高齢者被害特別相談」を実施します。

平成28年9月20日(火)・21日(水) 8:30~17:00
※県消費生活センターではこの日時に限らず、高齢者の方からの相談を随時を受け付けています。

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電力自由化が始まって5か月-正確な情報を収集し、契約内容をよく理解しましょう!便乗した勧誘にも気をつけましょう!-
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本年4月1日に電力小売の全面自由化が始まり、新たな事業者からの電気の供給が行われるようになって5か月。
国民生活センターや各地の消費生活センター、また経済産業省電力・ガス取引監視等委員会には、消費者の皆様からの相談が引き続き寄せられています。
国民生活センターからの相談事例とアドバイスを紹介しますので、参考にしてください。
【事例1】
メーター交換の際、電気温水器の販売を受けた。
【事例2】
契約中の電力会社ではない会社から契約内容の質問を受けた。
【事例3】
新料金プランに変更してから電気料金の請求がない。

○消費者へのアドバイス
・電力の小売全面自由化で新たな機器を購入する必要はありません。電力の小売全面自由化に便乗した太陽光発電システム、電気温水器、蓄電池等の販売営業が現在も行われています。必要性を十分に検討して判断しましょう。
また、上記のような機器の販売に関する契約も、電力会社の新たな料金に関する契約も、訪問販売・電話勧誘販売で申込みをした場合、契約書面を受領した日から起算して8日以内であればクーリング・オフ(注1)ができます。(注1)契約した後、頭を冷やして(Cooling Off)冷静に考え直す時間を消費者に与え、一定期間内(訪問販売・電話勧誘販売については契約書面を受領した日から8日間)であれば無条件で契約を解除することができる特別な制度のこと。
  
・電力会社(一般送配電事業者)では、メーターの検定有効期間満了や、電力の購入先変更(契約切替)の申込みがあった場合などのタイミングで、スマートメーターへの交換を進めていますが、いずれの場合であっても、原則として事前に地域の電力会社(一般送配電事業者)から連絡がくることになりますので、業者が突然メーター交換に来ることはありません。また、メーター交換の際に営業活動を行うこともありません。架空のメーター交換を口実とした営業活動の可能性がありますので、不審に思われる場合には、地域の電力会社(一般送配電事業者)に問合せをするなどして、慎重に判断されることをお勧めします。

・お客様番号や供給地点特定番号など、検針票に記載されている情報は、電気の供給者変更(契約切替)の際の本人確認に利用されることがある情報です。このため、不審な問合せに対しては安易に当該情報について回答しないなど、取扱いには十分注意しましょう。

・電気使用量データは、地域の電力会社(一般送配電事業者)が検針し各小売電気事業者に通知していますが、東京電力パワーグリッド株式会社のシステムの不具合などにより、一部の電気の使用者への電気使用量データの通知が遅れており、小売電気事業者から使用者に請求書が届けられないなどの事態が発生しています(参照:東京電力パワーグリッド株式会社)。状況の詳細については、契約中の小売電気事業者にお問い合わせください。

・その他、電気の小売供給契約を締結するに当たり、不審なことなどがあれば、経済産業省電力・ガス取引監視等委員会の相談窓口(03-3501-5725)または最寄りの消費生活センターに相談しましょう

詳しくは、次のホームページ。(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160901_3.html

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自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故にご注意ください!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――  自転車の後ろの幼児座席あるいは直接荷台に座っていた同乗者の足が後車輪に巻き込まれて受傷する、いわゆる「スポーク外傷」が発生しています。
医療機関ネットワーク(注)にはスポーク外傷の事例が過去5年間で172件見られ、けがの程度を見ると、半数以上の91件で通院が必要でした。受傷者を年齢別に見ると、自転車に同乗した6歳未満の子どもがけがをした事例は半数以上の90件でした。スポーク外傷は子どもが受傷者となりやすく、大きなけがを負う可能性があります。
 
国民生活センターの調査結果について、次のとおり発表されています。
子どもや知人を自転車に同乗させたことがある20歳以上70歳未満の一般消費者2,000人へのアンケート調査を行ったところ、幼児座席を使用しないとスポーク外傷の危険性が高くなることが分かりました。

国民生活センターでは、アンケート調査の結果を受け、医療機関ネットワークに寄せられた事例や消費者へのアンケート調査の結果をもとに、スポーク外傷についてテストを行い、消費者へ注意喚起及び情報提供が行われました。
(注)消費者庁と国民生活センターとの共同事業で、消費生活において生命または身体に被害が生じた事故に遭い、参画医療機関を受診したことによる事故情報を収集するもので、2010年12月から運用を開始しました。

詳しくは、次のホームページをご覧ください。(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160818_1.htm

◆自転車の利用にあたっては、次の点を守り、利用しましょう。
・6歳未満の子どもを自転車に同乗させる場合には、必ず幼児座席を使用しましょう
・6歳以上の子どもを自転車に同乗させると、足を巻き込む危険性が高くなるため、絶対にやめましょう

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消費生活に関する情報
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◆消費生活センター出前講座
消費生活センターでは、職員が地域や消費者、高齢者、学校など、皆様がお集まりになる場所に出向いて、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)

お申し込みなど詳しくは、次のホームページをご参照ください。(長野県消費生活情報ホームページ)
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html

◆土日祝日相談
土日祝日は、都道府県等の消費生活センター等が開所していない場合、消費者ホットラインにおかけいただくと国民生活センターにつながります。(一部地域や年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く。)
相談受付時間は10時から16時までです。
消費者ホットライン TEL 188(※「188=いやや」と覚えてください。)
なお、IP電話など一部の電話からはつながりませんのでご了承ください。

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☆編集後記☆
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◆9月11日に松本市のアルウィンで行われた松本山雅FCの公式戦で特殊詐欺防止啓発活動を行いました。今回は、「子・孫世代が親を特殊詐欺から守ってください!」というメッセージを前面に出し、ピッチ上でPR、チラシ配布、松本山雅FCの選手に出演していただいた啓発CMを上映し、また選手、マスコットのガンズくんと撮影した写真を特殊詐欺防止啓発フォトフレームに入れて来場者にプレゼントした企画は好評でした。10月2日のパルセイロレディース公式戦でも同じ企画を行いますので、ぜひご来場ください!

◆その前日10日には長野市でタレント・ラジオパーソナリティーの松山三四六さんを講師に迎え「くらしのセミナー」を開催し、100人ほどの方にご来場いただきました。三四六さんには当日、色紙に特殊詐欺防止のための「言霊」もお書きいただきました。その言葉は「家族は最強」です。親子、家族での会話、そして家族の絆を深めるきっかけに特殊詐欺を話題にきっかけにいただければ幸いです。

講演の様子は件消費生活情報のホームページでご覧いただけます。
http://www.nagano-shohi.net/news/2016/09/post-287.html

▽△▽▽△▽ イベント満載!今年の信州 ▽△▽▽△▽
☆プレ信州デスティネーションキャンペーン(7月~)
☆G7 長野県・軽井沢交通大臣会合(9月)
☆第72回国民体育大会冬季大会(1月)
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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北信消費生活センター TEL 026-217-0009

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南信消費生活センター TEL 0265-24-8058

東信消費生活センター TEL 0268-27-8517

【開所時間 平日8:30〜17:00】


土曜、日曜、祝日に
利用できる相談窓口

【国民生活センター】
相談受付時間 10:00〜16:00
(年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く)
電話番号:消費者ホットライン188(局番なし)


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