困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2016年7月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2016年7月号(2016.7.15 発行)
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こんにちは。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を皆様に毎月お届けしています。

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消費者トラブルでお困りの時などは消費生活センターにご相談ください!
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消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。(相談時間 平日8:30~17:00)

北信消費生活センター   TEL 026-223-6777 
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-nagano.html
中信消費生活センター   TEL 0263-40-3660
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-matsumoto.html
南信消費生活センター   TEL 0265-24-8058
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-iida.html
東信消費生活センター   TEL 0268-27-8517
http://www.nagano-shohi.net/madoguchi-ueda.html

長野県消費生活情報ホームページ http://www.nagano-shohi.net/

消費者ホットライン 188(いやや ※局番なし) 
―最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口、または国民生活センターの相談窓口にご案内します。

◇◇◇◇ 7月号目次 ◇◇◇◇
■今年も特殊詐欺は、依然として多数発生しています!
■熱中症に気をつけましょう!
■「お試し」のつもりが定期購入に!?
■7月29日夏休み県庁見学イベント「暑中見舞い みんなで書いてサギを防ごう!」・「警察官の制服を着て記念撮影&フォトフレームプレゼント」
■消費生活に関する情報
■編集後記

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今年も特殊詐欺は、依然として多数発生しています!
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<長野県警察本部が発表した今年6月末までの特殊詐欺の発生傾向>
○認知件数 135件(前年同期比+3件)
○被害額 3億1,316万6,380円(前年同期比 -1億1860万39円)
○オレオレ詐欺認知件数 59件(前年同期比 +-0)
○還付金等詐欺 29件(前年同期比 14件)
となっています。

◆今年前半の状況は、この6年で最も認知件数が多かった前年を上回るペース
◆還付金等詐欺の件数が昨年のおよそ2倍
◆被害金額の小口化
が引き続きうかがえます。

また、昨年の同時期では34市町村で被害報告がありましたが、今年は20市町村。市町村数は減少しているものの、長野市が約1.4倍、松本市は約1.8倍と著しく増加しています。

◎県では働き盛り世代による特殊詐欺撲滅プロジェクト~「俺の恩返し!」プロジェクト~を展開中!プロジェクトの一環として働き盛り世代を対象とした訓練型特殊詐欺対応講座を実施しています。
◎また高齢者を対象に、職員が詐欺犯に扮して、実際に電話を使って参加者に応対していただく訓練型特殊詐欺対応講座も実施しています!

○お申込み・お問合せ
長野県くらし安全・消費生活課防犯担当 026-235-7174
長野県防犯担当ホームページ
http://www.pref.nagano.lg.jp/kurashi-shohi/anzen/bouhan.html

〇コンビニ払いを指示する架空請求に関する注意喚起情報は次のホームページもご覧下さい。(国民生活センターホームページ)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160707_1.html

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熱中症に気をつけましょう!
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7月は、「熱中症予防強化月間」です。体温調節機能が十分に発達していない子どもや、高齢者の方は特に注意が必要です。
高齢者を中心に室内でも熱中症になるケースが目立ちます。エアコンや扇風機を上手に使用して、高温多湿にならないよう気をつけましよう。

熱中症を防ぐポイントを確認しましょう!
<子どもの場合>
・様子を十分に観察しましょう。
・こまめに水分補給し、特に遊びの最中は、定期的に休憩をとりましょう。
・外出時は帽子を忘れずに!
・日頃からバランスの良い食事や運動、遊びを通して暑さに負けない体づくりをしましょう。

<高齢者の場合>
・暑さやのどの渇きを感じにくくなっているため、自覚症状がないまま重症となる傾向があり、一層の注意をしてください。
・あらかじめ決まった時間に水やお茶を飲むといったルールを決めておきましょう。 

<熱中症を疑う症状がある場合>
・涼しい場所に移動し、衣服をゆるめて体を冷やし、水分と塩分を与えるようにしましょう。
  
詳しくは次のホームページをご覧ください。(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20160623.php

(国民生活センターホームページ)
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen255.html

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「お試し」のつもりが定期購入に!?-低価格等をうたう広告をうのみにせず、契約の内容をきちんと確認しましょう
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消費者がホームページやSNS等で「健康に良い」「ダイエット効果あり」「バストアップ効果あり」や「有名女優も使用」とうたう広告を見て、商品を通常価格より安い価格で購入したところ、実際は定期購入契約だったというトラブルが急増しています。

通信販売で「お試し価格」「初回無料」などをうたった健康食品、化粧品、飲料の定期購入に関する相談は、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に2011年度以降11,812件寄せられています。年々増加傾向にあり、2015年度の相談件数(5,620件)は、2011年度(520件)の10倍以上に増えています。

注文した商品をみると、健康食品が8,589件(72.7%)と最も多く、化粧品2,554件(21.6%)、飲料669件(5.7%)の順となっています。 

定期購入をめぐるトラブルでは、消費者が自主的に停止手続きをしないと自動で定期購入へ切り替わってしまうという相談の他、消費者の認識が「お試し」「1回だけ」でありながら実際には定期購入契約になっているという相談が多く寄せられています。

また、解約を申し出ようとしたところ、「事業者へ電話がつながらない」「初回価格だけ支払えばよいと思っていたのに事業者から通常価格を請求された」という相談もみられます。
<相談事例からみる問題点>
・定期購入である旨の表示が分かりにくい
・解約はできない旨の表示が分かりにくい
・解約を申し出たところ、通常価格を請求される
・事業者への解約の申し出が困難

<消費者へのアドバイス>
・契約内容や解約条件を確認しましょう
・トラブルになった場合には消費生活センター(局番なしの188(いやや)または上記の県の4センター)に相談しましょう。

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夏休み県庁見学イベント「暑中見舞い みんなで書いてサギを防ごう!」・「警察官の制服を着て記念撮影&フォトフレームプレゼント」
――――――――――――――――――――――――――――――――――― 小・中学生の皆さんの夏休みも間近。長野県庁で開催される「夏休み県庁見学イベント」に、今年はくらし安全・消費生活課が2つの催しでブース出展します。

◎夏休み県庁見学イベント~みんなのお気に入り「ながのけん」~
7月29日(金)10:00~15:00 
※小学生以外の方も参加できます。なお、事前申込は不要です。
場所:長野県庁(東玄関前、県民ホール、講堂 他)

◆くらし安全・消費生活課実施内容
◇暑中見舞い みんなで書いてサギを防ごう!
今号でも触れたように特殊詐欺は依然として多数発生しています。小中学生の皆さんから、おじいさん・おばあさんなどご家族や親しい方に向けて暑中見舞いを出していただけるように、「特殊詐欺啓発特製暑中見舞いハガキ」をご用意します。印刷されたデザインの空いたスペースに、絵やメッセージをお書きいただけます(色ボールペンもご用意します)。特殊詐欺をなくすため、ぜひご家族や親しい方に向けて暑中見舞いハガキをお書きください!(先着120名様)

◇警察官の制服を着て記念撮影&フォトフレームプレゼント
長野県警察本部のご協力のもと、警察官の制服を着ていただき、記念撮影します。その撮影した写真を特殊詐欺啓発フォトフレームに入れてプレゼント!おじいさん・おばあさんなどご家族や親しい方に、そのフォトフレームをぜひプレゼントしてください!(先着120名様)

この他にも、楽しみながら長野県を知ることができるコーナーや、知事室、議場、災害対策本部室の見学、キャラクター大集合、「夏のおいしい信州カレー」の販売などイベント盛りだくさん!ぜひ29日(金)は長野県庁へ!

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消費生活に関する情報
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◆消費生活センター出前講座
消費生活センターでは、職員が地域や消費者、高齢者、学校など、皆様がお集まりになる場所に出向いて、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)

お申し込みなど詳しくは、次のホームページをご参照ください。(長野県消費生活情報ホームページ)
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html

◆土日祝日相談
土日祝日は、都道府県等の消費生活センター等が開所していない場合、消費者ホットラインにおかけいただくと国民生活センターに電話がつながります。(一部地域や年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く。)
相談受付時間は10時から16時までです。
消費者ホットライン TEL 188(※「188=いやや」と覚えてください。)
なお、IP電話など一部の電話からはつながりませんのでご了承ください。

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☆編集後記☆
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◆金融広報中央委員会から「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)が発表されました。高校生に聞いた「消費生活センター」について、『聞いたことがあり、内容もほぼわかる』と『聞いたことがあるが、内容は分からない』という2つの項目を足すと80%を超えたことに多少の安堵感を覚えつつ、他の内容を見ると、やはり電子マネーの浸透度(利用状況として小中学生で約3割、高校生で約4割)、迷惑メール、SNSでのトラブルの多さを改めて認識させられました。またスマートフォンの所持率が高校生では9割を越えていたことには驚きを覚えました。

◆個人的な話ですが、先日スマートフォンでトラブルに見舞われました。「あれ!充電できない。」コードをつなげて、接続部分が斜めになるよう壁に立てかければ充電されるという「その場しのぎ」を3ヶ月ほど経て、ついにその日がやってきました。買い換えて1年半、「もうだめなのか!?修理!?いくらかかるの!」と頭を巡らせましたが、小学生の長男に「ちょっと貸して」と言われ、彼がしばらく眺めた後、出した言葉は…「充電するところにゴミがたまってる」でした。「まさか、そんなことで?」と思ったものの、あの長さ1cm、幅1mmほどの狭い空間から楊枝でほじくれば、出るわ出るわホコリの山。その後、充電が全く問題なくできるようになったのは言うまでもありません。

◆小学生であってもスマートフォン等のデジタル機器には精通している昨今。しかし決済や架空請求といった「お金に関すること」はまだまだ十分な知識を持っているとは言い切れません。長期休みにはオンラインゲームでの決済トラブルも多く報告されています。「大丈夫だろう」と思わずにここは大人がしっかり予防線をはるなどして、対策してください。お互い気をつけましょう。

※金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)
https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/kodomo2015/

▽△▽▽△▽ イベント満載!今年の信州 ▽△▽▽△▽
☆プレ信州デスティネーションキャンペーン(7月~) 
☆第1回「山の日」記念全国大会(8月)     
☆G7 長野県・軽井沢交通大臣会合(9月)
☆第72回国民体育大会冬季大会(1月)
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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