困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2016年1月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2016年1月号(2016.1.4発行)
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 明けましておめでとうございます。長野県くらし安全・消費生活課です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

 消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を皆様に毎月お届けしていきます。

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消費者トラブルでお困りのときなどは消費生活センターにご相談ください!
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 消費生活センターでは、皆様から消費生活に関するご相談をお受けしています。県の消費生活センターは次の4か所です。

 北信消費生活センター   TEL 026-223-6777  
 中信消費生活センター   TEL 0263-40-3660  
 南信消費生活センター   TEL 0265-24-8058  
 東信消費生活センター   TEL 0268-27-8517 
 *受付時間  平日 8:30~17:00

<「長野県消費生活情報」ホームページ>
http://www.nagano-shohi.net/

==1月号目次==
・昨年(平成27年)の特殊詐欺被害件数は平成21年以降で最悪
・電気の小売り全面自由化が始まります! 
・子どもによる医薬品の誤飲事故にご注意ください!
・消費生活関連情報(「若者トラブル110番」他)
・消費生活講座のご案内
・土日祝日相談
・海外ショッピングに関するトラブルはCCJへ
・編集後記

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昨年(平成27年)の特殊詐欺被害は平成21年以降で最悪
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 平成27年の特殊詐欺被害件数(11月末までの長野県警集計暫定値)
●特殊詐欺被害認知件数
認知件数 255件 (昨年同期比1.5倍超(90件増))

●オレオレ詐欺認知件数 115件
(昨年同期比2.7倍超(73件増)  1件当たりの被害額約220.6万円)

●架空請求詐欺認知件数75件
(昨年同期比1.5倍(25件増) 1件当たりの被害額約425.3万円)

●還付金等詐欺認知件数39件
(昨年同期比7.8倍(34件増) 1件あたりの被害額約104.2万円)

●特殊詐欺の被害は、42市町村(19市・16町・7村)に及んでいます。

●特殊詐欺被害者全体の64%が女性、年代別では60歳以上が80%以上。

 特殊詐欺被害はいつあなたの身の回りで起こるかわかりません!「電話でお金の話は詐欺!」と思って必ず家族や周りの方に相談してください。

 現在、長野県では訓練型出前講座を実施中!
〇最新の詐欺犯の手口は?
〇だましのプロの手口を体験(電話を使った疑似体験)

 皆様のお集まりの場所(公民館、学校、老人会、研修会等)に職員が出向いて、迫真の演技で犯人役を演じます。
実際に電話を受けて、「ひとごとじゃない!」を体験してください!

→訓練型出前講座のお申し込みは、長野県くらし安全・消費生活課へ
TEL 026-235-7174(受付時間 平日 8:30~17:15)

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電気の小売り全面自由化が始まります!
~よく理解して契約を!便乗商法にも気をつけましょう~
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 2016年4月から、電力の小売り全面自由化が始まります。
 自由化によって複数の様々な業種や業態の事業者の中から消費者が契約先を自由に選択することが可能となります。
 「電気代が安くなる」、「電力自由化になる前に太陽光発電システムを設置した方がよい」などといった事業者からの電話勧誘など、電力の小売り全面自由化に便乗したトラブルに遭わないように以下の点について気をつけましょう。

○事業者の勧誘トークを鵜呑みにせず、自分で電力の小売自由化に関する情報を収集しましょう。

○「料金が安くなる」と勧誘された際には、どのような条件で安くなるのか、電力以外の商品やサービス契約とのセット料金や値引きになっていないか、契約期間が長期なものになっていないか、解約時に違約金が発生しないかなど、よく確認しましょう。

○事業者からの勧誘の際は、登録されている小売電気事業者であることや自分の居住地域が当該事業者の供給地域になっているかを確認しましょう。

○電力の小売自由化に便乗した太陽光発電システムの契約をはじめ、プロパンガス、蓄電池等の勧誘が行われていますので、それらの契約の必要性についてよく考えましょう。

○電話勧誘等で不安を感じた場合には、最寄りの消費生活センターに相談してください(上部記載)。

詳しくは、次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20151217_0.pdf(独立行政法人国民生活センター)

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子どもによる医薬品の誤飲事故にご注意ください!
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 消費者庁消費者安全調査委員会により、子どもによる医薬品の誤飲事故に関しての事故等原因調査報告書が取りまとめられました。
 医薬品の置き忘れや一時保管していた場所から子供が医薬品を手に取って誤飲する事故や、手が届かない、目に触れないはずの保管場所から子供が取り出し誤飲する事故等が多数確認されています。

 医薬品の中でも、特に大人用の向精神薬、血糖降下剤、気管支拡張剤、血圧降下剤を子どもが誤飲すると入院を要するような重篤な健康被害を生じるおそれがあります。
 また、子供は成長に応じて、①身近なものを何でも口に運ぶ、②周囲への興味や関心が高まり人の模倣をする、③興味をもって好んで取るなど、年齢や発達段階によって変化する行動特性にがありますので、小さなお子さまのいる御家庭では、次の点に注意して誤飲事故を防ぎましょう。

○医薬品は、子どもの手の届かない、見えない所に保管しましょう。

○保管する場合には、鍵のかかる場所に置く、取り出しにくい容器に入れるなど、複数の対策を講じましょう。

○服用後はそのまま放置せず、速やかに元の安全な場所に片付けましょう。

○子どもの興味をひかないよう、医薬品を出し入れする行為や医薬品を飲む行為を子どもに見せないようにしましょう。

○万が一、お子さまが医薬品を誤飲した場合は、お子さまの状態や薬の名称、飲んだ量を確認し、記録した上で、直ちに専門の相談機関に連絡し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

【相談機関】
●小児救急電話相談
#8000番(電話でプッシュすると、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送されます。)

●公益財団法人日本中毒情報センター「中毒110番」
つくば:029-852-9999(9~21時対応)
大 阪:072-727-2499(24時間対応)

詳しくは、次のホームページをご覧ください。
http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/7_gaiyou.pdf(消費者庁)

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消費生活関連情報
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●「若者トラブル110番」
 社会経験の浅い若者をターゲットにした悪質商法や架空請求などの特殊詐欺被害が後を絶たないことから、長野県では1月から3月にかけて、関東甲信越ブロックの各都県などと共同で「関東甲信越ブロック悪質商法被害防止キャンペーン」を実施します。
 
 主な取組の1つとして特別相談「若者トラブル110番」を、4か所の県消費生活センターで実施します。電話又は来所により、お気軽にご相談ください。

 日時:平成28年1月18日(月)、19日(火)の両日
  8:30~17:00
 場所:県の消費生活センター(北信、中信、南信、東信)

●「長野県消費生活相談員人材バンク」へご登録ください。
 県では、消費生活相談員を配置する際の人材確保を支援するため、「長野県消費生活相談員人材バンク」を設置しています。
登録対象者、登録方法などについて詳しくは、次のホームページをご覧ください。
http://www.nagano-shohi.net/news/2012/01/post-63.html(長野県消費生活情報)

●「リコール情報サイト」
 消費者庁では、無償改修・回収等が行われている消費者向け製品について、リコール情報サイトを開設し、情報提供を行っています。ご家庭にもリコール該当商品がある可能性がありますので、折に触れて確認をしてください。

詳しくは、次のホームページをご覧ください。
http://www.recall.go.jp/(消費者庁)

● 高齢者・一般向け、若者向け消費者被害防止啓発テレビ・ラジオCM
 県が作成した、高齢者・一般向け、若者向けの消費者被害防止啓発のためのテレビ・ラジオCMを、次のホームページからご視聴いただけますので是非ご覧ください。現在放映中の「特殊詐欺、ひとごとじゃない!」キャンペーンCMもご覧になれます。
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/movie.html(長野県消費生活情報)
http://www.youtube.com/channel/UCnYrGzARYyLCGFpTZjPoBjw/videos(YouTube)

● 広報誌「くらしまる得情報」
 広報誌「くらしまる得情報」は消費者に役立つ情報を掲載し、年4回(6月・9月・12月・3月)発行しています。
 市町村を通じて長野県全域の皆様にご覧いただいていますが、ホームページからも閲覧、印刷できます。ぜひご覧ください

最新号(12月号)は、次のホームページをご覧ください。
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/marutoku.html
-12月号の主な内容
【県内の今年(平成27年)の被害件数が200件突破・特殊詐欺とは? 他】

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消費生活講座のご案内
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● 消費生活センター出前講座
 消費生活センターでは、職員が地域や消費者、高齢者、学校など、皆様がお集まりになる場所に出向いて、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)

お申し込みなど詳しくは、次のホームページをご参照ください。
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html(長野県消費生活情報)

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土日祝日相談
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 土日祝日は、都道府県等の消費生活センター等が開所していない場合、消費者ホットラインにおかけいただくと国民生活センターに電話がつながります。(一部地域や年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く。)
 相談受付時間は10時から16時までです。
消費者ホットライン TEL 188(※「188=いやや」と覚えてください。)
なお、IP電話など一部の電話からはつながりませんのでご了承ください。

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海外ショッピングに関するトラブルはCCJへ
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 国民生活センター越境消費者センター(Cross-Border Consumer Center
Japan:CCJ)では、海外ショッピング(インターネット・店頭取引を含む)に関す
るトラブル相談を受け付けています。CCJは、海外の窓口となる機関と連携し、相手国事業者に相談内容を伝達するなどして海外事業者に対応を促し、消費者と海外事業者の間のトラブル解決のお手伝いをします。

詳しくは、次のホームページをご覧ください。
https://ccj.kokusen.go.jp/(国民生活センター越境消費者センター)

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☆編集後記☆
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●新年を迎えました。今年は諏訪エリアで御柱祭、飯田でお練まつりも開催されますね。そんな「注目の信州」を訪れたい、と先日友人から「県内のお勧めの宿泊施設を教えて欲しい」と聞かれました。非常に迷いました。まずどのエリアなのか、何をしたいのか…。そして、詳しくないエリアはもちろんありますが、知っているようで知らないエリアがたくさんあり、調べている中で「こういうスポットもあるんだ!」と新たな発見もしてしまい?絞込みは困難を極めました。

●「わかっている」と、自分が思い込んでいることほど思わぬ落とし穴があるかもしれません。特殊詐欺はまさにこの典型と言えるのでないでしょうか。特殊詐欺を「わかっている」、「知っている」のに多くの方が被害に遭っています。昨年の特殊詐欺被害件数は、一昨年の被害数を大きく上回っています。金融機関などの被害阻止件数も伸びていますが、それ以上に詐欺犯は言葉巧みに、しかもふいに襲い掛かってきます。今年はぜひ自分自身、家族、そして周りの方々が特殊詐欺、また悪質商法の被害にも遭わないように気をつけ、気を引き締めていきましょうね!
 今年も「消費生活情報メールマガジン」をよろしくお願いします。

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☆☆☆ 私たちが「地方創生」のフロントランナーです ☆☆☆
長野県人口定着・確かな暮らし実現総合戦略推進中!
http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kensei/shisaku/documents/chihousousei.html

今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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発行元 長野県県民文化部くらし安全・消費生活課 http://www.nagano-shohi.net/
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消費生活に関するご相談を承ります

北信消費生活センター TEL 026-217-0009

中信消費生活センター TEL 0263-40-3660

南信消費生活センター TEL 0265-24-8058

東信消費生活センター TEL 0268-27-8517

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【国民生活センター】
相談受付時間 10:00〜16:00
(年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く)
電話番号:消費者ホットライン188(局番なし)


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