困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2014年06月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2014年06月号(2014.06.02 発行)
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こんにちは。長野県消費生活室です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を毎月みなさまにお届けしていきます。

<「長野県消費生活情報」ホームページはこちら>
http://www.nagano-shohi.net/

==6月号目次==
・子どもを自転車事故から守るためにブレーキ点検とヘルメットの着用を!
・若者に高額な投資用DVDを購入させる儲け話に注意しましょう!
・金の投資をうたい、郵便サービスを悪用して現金を受け取る事業者にご注意ください!
・カラーコンタクトレンズは基準に合ったものを使用し、必ず定期検査を受けましょう!
・ロト6などの数字選択式宝くじの当選番号詐欺にご注意ください!
・消費生活関連情報
・消費生活講座のご案内
・消費者トラブルでお困りのときなどは消費生活センターにご相談ください。
・土日祝日相談
・編集後記

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子どもを自転車事故から守るためにブレーキ点検とヘルメットの着用を!
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親子で自転車に乗って出かける機会が多い季節です。
乗る前に自転車の整備を行い、交通ルールやマナーを守って、事故に遭わないようご注意ください。お子さんのいるご家庭では、次の点をお子さんと一緒に確認してみましょう。

○自転車のブレーキレバーの幅は、お子さんの手の大きさに合っていますか?
ブレーキの調整は、事故予防のために極めて重要です。購入時はもちろん、日頃から定期的に自転車販売店等で調整してもらいましょう。
○自転車に乗る際は、ヘルメットをかぶっていますか?
万が一事故に遭っても、ヘルメットの着用により頭部への衝撃を軽減することができます。必ずかぶりましょう。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140425kouhyou_1.pdf(消費者庁)

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若者に高額な投資用DVDを購入させる儲け話に注意しましょう!
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20歳以上の大学生を中心に高額な投資用DVDを購入させられるトラブルが全国で急増しています。

(勧誘の特徴)
・友人や先輩から、勧誘目的であることを明かされず喫茶店等に呼び出され、その場で投資用DVDを購入するように勧誘してきます。
・うそをつかせて借金をさせ、現金で投資用DVDを購入させています。
・契約後に、他人を紹介したらマージンが得られることを説明し、DVDを購入した大学生に友人等を勧誘させています。
○友人や先輩から勧誘されても安易に契約しないようにしましょう。内容が十分に理解できなければ、はっきりと断りましょう。
○借金をして契約しても返済できなくなる場合が多いため、安易に借金しないよう注意が必要です。
○友人を紹介し契約させると人間関係の崩壊にもつながりますので、注意しましょう。

詳しくは次のホームページご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140508_1.html(国民生活センター)

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金の投資をうたい、郵便サービスを悪用して現金を受け取る事業者にご注意ください!
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平成26年1月以降、金の投資勧誘を行う事業者についての相談が全国各地の消費生活センターに寄せられています。
消費者庁が調査したところ、「社団法人日本貴金属協会」との取引において、消費者の利益を不当に害する行為(不実のことを告げること)があることが確認されました。
この事業者は、消費者宅に、金地金の販売事業等を行っている旨のパンフレット等を送付した後、直接電話を掛け、元本保証型の「ゴールド積立定期預金」と称する投資商品を勧誘しています。
その後、消費者宅に日本貴金属協会とは別の事業者から電話があり、日本貴金属協会はオリンピック招致に関係した信頼のおける事業者であることの説明を受けます。
この投資商品に興味を持った消費者が日本貴金属協会に対して契約の申し込みを行うと、日本貴金属協会は、申込金を個人名宛の小包にして郵便局留め扱いで郵送するよう指示します。さらに、「郵便局員を自宅まで行かせます。」等と言って、集荷サービスを利用し、消費者が現金を運ぶ手間を省きます。
消費者は、指示どおりに現金を送付しますが、その後、日本貴金属協会と連絡が取れなくなります。

○日本貴金属協会から勧誘資料が届いたり、電話による投資の勧誘を受けても決して応じないようにしましょう。
○類似した勧誘を受けたり、取引に不審を感じた場合には、お金を支払う前に警察やお近くの消費生活センターに相談しましょう。

(相談先)  
●長野県警察本部(警察安全相談窓口)      #9110
●消費生活センター(消費者ホットライン)     0570-064-370
 ・長野消費生活センター            026-223-6777
 ・松本消費生活センター            0263-40-3660
 ・飯田消費生活センター            0265-24-8058
 ・上田消費生活センター            0268-27-8517

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/140521adjustments_1.pdf(消費者庁)

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カラーコンタクトレンズは基準に合ったものを使用し、必ず定期検査を受けましょう!
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コンタクトレンズに関する相談が近年全国の消費生活センターに多く寄せられています。
また、2012年に日本コンタクトレンズ学会が行ったカラーコンタクトレンズによる眼障害調査では、7~9月の3ヶ月間に、カラーコンタクトレンズによる眼障害が395症例報告されています。
コンタクトレンズは、薬事法において高度管理医療機器に分類されており、製造販売をするためには厚生労働大臣の承認が必要です。
2009年11月からは、おしゃれ用カラーコンタクトレンズについても高度管理医療機器としての承認が必要となりました。
○カラーコンタクトレンズを使用する場合は、リスクを十分に理解した上で、必ず眼科を受診し、眼科医の処方に従ったレンズを選択しましょう。
○使用中、目に異常を感じた場合には、直ちに使用をやめ、眼科を受診しましょう。また、目に異常を感じていなくても、必ず、定期検診を受けましょう。
○レンズの使用期限を守りましょう。また、繰り返し使用ができるレンズは、レンズケアを毎回正しく行いましょう。
○個人輸入のカラーコンタクトレンズは、日本において安全性が確認されているわけではありませんので、安易に購入しないようにしましょう。

詳しくは次のホームページご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140522_1.html(国民生活センター)

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ロト6などの数字選択式宝くじの当選番号詐欺にご注意ください!
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「数字選択式宝くじの当選番号を事前に教えると言われ、お金を支払ってしまった。」等、インターネットを普段利用しない高齢者などからの相談が全国的に急増しています。
ロト6などの数字選択式宝くじの抽選結果は、翌日の新聞に掲載される他、インターネットでも生中継されていますが、抽選結果をインターネットで確認できることを知らない消費者に対し、発表されていない当選番号があたかも事前に入手できるかのように思い込ませてお金をだまし取る手口が横行しています。

○宝くじの当選番号が事前に分かることはありません。
○「当選番号を事前に教える」という電話は詐欺です。話を聞かずに電話をすぐに切り、お金は絶対に払わないでください。
○日頃から、家族や身近な人による高齢者への声掛けや見守りが被害防止につながります。
○類似の電話があったり、不安を感じたら下記へ相談しましょう。

(相談先)
●長野県警察本部(警察安全相談窓口)       #9110
●消費生活センター(消費者ホットライン)     0570-064-370
 ・長野消費生活センター            026-223-6777
 ・松本消費生活センター            0263-40-3660
 ・飯田消費生活センター            0265-24-8058
 ・上田消費生活センター            0268-27-8517

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140529_1.html(国民生活センター)

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消費生活関連情報
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消費生活に関する様々な情報を掲載しますのでご覧ください。

●「特殊詐欺非常事態宣言」が発令されました。~「必ずもうかります」「名義を貸して」「すぐお金を用意して」などは詐欺の手口です。ご注意ください!~

県内では「振り込め詐欺」などをはじめとするいわゆる特殊詐欺が多発しています。被害は本年4月末現在で件数では62件、被害総額は4億円を超えており、過去最悪のペースで推移しています。このため県と県警察は、被害防止に向けて「特殊詐欺非常事態宣言」を行い、被害に遭わないよう県民の皆様に広く呼びかけることとしました。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.nagano-shohi.net/news/2014/05/post-241.html(長野県消費生活情報)

●「長野県消費生活相談員人材バンク」へご登録ください。
県では、消費生活相談員を配置する際の人材確保を支援するため、「長野県消費生活相談員人材バンク」を設置しています。登録対象者、登録方法などについては次のホームページをご覧ください。
http://www.nagano-shohi.net/news/2012/01/post-63.html(長野県消費生活情報)

●消費者庁越境消費者センター
消費者庁越境消費者センターとは、インターネットによる越境取引や、海外での店頭取引を含む海外ショッピングで、トラブルに遭遇したときの消費者の相談窓口です。海外ショッピングで困ったことやトラブルがありましたら、消費者庁越境消費者センターにご相談ください。相談はウェブフォームまたはFAXのみです。なお相談料は無料です。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.cb-ccj.caa.go.jp/(消費者庁)

また、海外ショッピングで多く寄せられている相談や特に注意が必要な事例等について解説していますので併せてご覧ください。

次のホームページをご覧ください。
http://www.cb-ccj.caa.go.jp/case/index.html(消費者庁)

●「リコール情報サイト」
消費者庁では、無償改修・回収等が行われている消費者向け製品について、リコール情報サイトを開設し、情報提供を行っています。ご家庭にもリコール該当商品がある可能性がありますので、折に触れて確認をしてください。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.recall.go.jp/(消費者庁)

●国民生活センターお昼の消費生活相談
国民生活センターでは、昼休みの時間を中心に、消費者の方からの相談を受け付けています。相談方法は電話のみで、文書、メール及び来所による相談は受け付けていませんのでご注意ください。

相談受付時間 平日の11:00~13:00(ただし年末年始、土曜日曜祝日を除く)
電話番号   03-3446-0999

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/soudan/index.html(国民生活センター)

●高齢者・一般向け、若者向け消費者被害防止啓発テレビ・ラジオCM
県が作成した、高齢者・一般向け、若者向けの消費者被害防止啓発のためのテレビ・ラジオCMを、次のホームページからご視聴いただけますので是非ご覧ください。

http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/movie.html(長野県消費生活情報)
http://www.youtube.com/channel/UCnYrGzARYyLCGFpTZjPoBjw/videos(YouTube)

●広報誌「くらしまる得情報」
広報誌「くらしまる得情報」は消費者に役立つ情報を掲載し、年4回発行しています。(6月・9月・12月・3月)
市町村を通じて長野県全域のみなさまにご覧いただいていますが、ホームページからも閲覧、印刷できます。
メールマガジンでもご案内しますのでご覧ください。

<最新号(6月号)はこちらから>
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/marutoku.html

6月号の主な内容
【消費生活センターにご相談ください】

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消費生活講座のご案内
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●消費生活センター出前講座
消費生活センターでは、職員が地域や消費者、高齢者、学校など、みなさまがお集まりになる場所に出向いて、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)

<申込みなど詳しくは「長野県消費生活情報」ホームページを参照ください。>
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html

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消費者トラブルでお困りのときなどは消費生活センターにご相談ください。
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消費生活センターでは、みなさまから消費生活に関するご相談をお受けしています。
県の消費生活センターは次の4か所です。
(連絡先)
長野消費生活センター   TEL 026-223-6777  FAX 026-223-6771
松本消費生活センター   TEL 0263-40-3660  FAX 0263-40-3701
飯田消費生活センター   TEL 0265-24-8058  FAX 0265-21-1703
上田消費生活センター   TEL 0268-27-8517  FAX 0268-25-0998
*受付時間  平日 8:30~17:00

また、全国共通の電話番号でご案内し、最寄りの消費生活センターにおつなぎする消費者ホットラインもご利用ください。
消費者ホットライン TEL 0570-064-370
消費者ホットラインは、「誰もがアクセスしやすい相談窓口」として開設されたもので、最寄りの消費生活センター等の存在をご存知ない消費者の皆様に、お近くの消費生活相談窓口をご案内することにより、消費生活相談への最初の一歩をお手伝いするものです。
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土日祝日相談
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土日祝日は、都道府県等の消費生活センター等が開所していない場合、消費者ホットラインにおかけいただくと国民生活センターに電話がつながります。(一部地域や年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く。)
相談受付時間は10時から16時までです。
消費者ホットライン TEL 0570-064-370
なお、IP電話など一部の電話からはつながりませんのでご承知ください。
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編集後記
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●先日、地区の自衛消防訓練に消防団の一員として参加したときのこと。消防署職員の方の消火器による初期消火の説明が終わった後、住民の方から「消火器の値段の相場は?」という質問がありました。値段は様々あるとのことでしたが、最後に「訪問販売で高額な消火器を売りつける事業者もいるので気を付けてください」と説明してもらいました。内心「御協力ありがとうございます」と思うと同時に、そういえば…と思うことがありました。●高校生頃、家庭科の先生が「消防署の方(方角ということ)から来ました」と言って高額な消火器を売りつける事業者がいるので気を付けてと話してくれました。あの頃は「ふーん。そんなこともあるのか。」くらいにしか思いませんでしたが、今思えばあの時の先生の話が私にとっての最初の消費者教育だったのだと思います。●消費者教育の推進が求められている昨今。なかなか思うように進まないこともあります。ですが、私のようにふとしたことで「そういえば…」と思い出すこともあります。すぐに成果が出なくても、長い目で「焦らず、じっくり、丁寧に」推進していくことも必要だと思います。

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「特殊詐欺非常事態宣言」発令中!
~県民一丸となって、防ごう特殊詐欺被害!~
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyodo-npo/shohihappyou/140523press.html
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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発行元 長野県県民文化部消費生活室 http://www.nagano-shohi.net/
しあわせ信州創造プラン(長野県総合5か年計画)推進中!
http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kensei/shisaku/shinshusozo/
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県消費生活センター

消費生活に関するご相談を承ります

北信消費生活センター TEL 026-217-0009

中信消費生活センター TEL 0263-40-3660

南信消費生活センター TEL 0265-24-8058

東信消費生活センター TEL 0268-27-8517

【開所時間 平日8:30〜17:00】


土曜、日曜、祝日に
利用できる相談窓口

【国民生活センター】
相談受付時間 10:00〜16:00
(年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く)
電話番号:消費者ホットライン188(局番なし)


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