困ったらまず相談を!

消費生活情報メールマガジン バックナンバー

2013年12月号

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 長野県消費生活情報メールマガジン
 2013年12月号(2013.12.01 発行)
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こんにちは。長野県消費生活室です。
今月の消費生活情報メールマガジンをお届けします。

消費生活情報メールマガジンは、消費者被害を防止し、安全・安心な消費生活を送るために役立つ情報を毎月みなさまにお届けしていきます。

<「長野県消費生活情報」ホームページはこちら>
http://www.nagano-shohi.net/

==12月号目次==
・東京オリンピックに関連した詐欺的トラブルにご注意ください!
・「ついうっかり」が思わぬ事故につながります!!
・架空請求にご注意ください!!
・消費生活関連情報
・消費生活講座のご案内
・消費者トラブルでお困りのときなどは消費生活センターにご相談ください。
・土日祝日相談
・編集後記

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東京オリンピックに関連した詐欺的トラブルにご注意ください!
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2020年の夏季オリンピックが東京で開催されることが決定しましたが、それに伴い、
・「オリンピック関連企業への投資のパンフレットが送付されるので届いたら権利を譲ってほしい。パンフレット到着後に電話をくれたら、東京オリンピックの入場券をプレゼントする。」と知らない業者から電話があった。
・「東京オリンピックのメダルを作ることになった。」という業者からパンフレットが届いた。
・以前某社の未公開株を購入していたが、証券会社を名乗るところから電話があり、「オリンピック開催が決定し、株が10倍に上がったので売らないか。売却代金を送金するために保険を掛けるので30万円必要。」と言われ振り込んでしまった。
など、東京オリンピックに関連した詐欺的トラブルの相談が全国の消費生活センターに寄せられはじめています。

消費者へのアドバイス
・悪質業者は、今話題となっている出来事を悪用して近づいてきます。今後、東京オリンピックに関連した詐欺的トラブルはさらに増加すると考えられますので、十分に注意してください。
・「代わりに買ってくれたら高値で買い取る。」「必ずもうかる。」などと勧誘されても相手にせず、すぐに電話を切ってください。
・業者とやり取りしてしまっても、絶対にお金を払わずに周囲の人や最寄りの消費生活センターに相談してください。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20131030_1.html (国民生活センター)
http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/kinkyu/131024.html(東京都くらしWEB)

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「ついうっかり」が思わぬ事故につながります!!
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各地で初雪の便りが聞かれ、ストーブやこたつが恋しい季節になりましたが、
・ストーブの上で洗濯物を乾かしていたら、洗濯物が落下して出火した。
・石油ストーブの火を消さずに給油したところ、灯油がこぼれてストーブの火に引火した。
・就寝中に寝具が電気ストーブに触れてしまい出火した。
など、暖房機の間違った使い方による火災が、毎年発生しています。
また、湯たんぽなどによる低温やけど、除雪機による死亡事故など、冬ならではの事故も発生していますので、製品を使用する際は取扱説明書をよく読み、正しく使いましょう。

冬に多い製品事故に関する情報は次のホームページをご覧ください。
http://www.nite.go.jp/jiko/leaflet/data/winter_2013.pdf(独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE))

なお、石油暖房機器の燃料として広く使われている灯油ですが、購入してから保管方法を誤ると、太陽光や熱による変質、灯油以外の油や水、ゴミなどの混入などで不良灯油になることがありますので、専用の容器で正しく保管しましょう。
不良灯油を石油ストーブなどに使用すると動作不良を引き起こし、場合によっては機器の故障や消火不能に陥ることがあります。
また、ストーブをつけた途端に煙が出て喉が痛くなったという事例も寄せられていますので、不良灯油は使用しないでください。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20131121_1.html(国民生活センター)

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架空請求にご注意ください!!
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「利用した覚えのない請求が届いたがどうしたらよいか」という、いわゆる架空請求のはがきに関する相談がいまだに多く寄せられています。
「紛争処理支援センター」「仲裁相談センター」など中立的な公的機関を思わせる名称を用いて、「過去の契約に対する料金未払いのため裁判所に訴状が提出された」などと脅して不安にさせた上で、「当センターが仲裁する」などと中立的な立場でトラブル解決の支援をするよう見せかけます。さらに「個人情報を悪用する業者もいることから、身に覚えがない場合には早急にご連絡ください」と連絡を取らせようとしています。

このようなはがきが届いても、はがきに記載された連絡先には絶対に連絡せず、無視してください。
不安を感じたら、お近くの消費生活センターにご相談ください。
なお、近年は、はがきや封書のほか、電子メールによる架空請求も増えていますので、十分にご注意ください。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20131126_1.html(国民生活センター)

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消費生活関連情報
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消費生活に関する様々な情報を掲載しますのでご覧ください。

●多重債務者無料相談会
県消費生活センターでは、弁護士及び司法書士による多重債務者のための無料相談会を開催します。
多重債務:返済能力を超えてお金を借りている状態

【日時】 平成25年12月10日(火) 10:00~17:00
【場所】 県消費生活センター(長野、松本、飯田、上田)

相談は予約制です。事前に最寄りの消費生活センターに電話で予約をお願いします。予約受付期間は11月26日(火)から12月9日(月)までの8:30から17:00の間です。(ただし土、日曜日は除く)
なお、県の消費生活センターでは随時、多重債務の相談を受け付けています。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.nagano-shohi.net/news/2013/11/post-200.html(長野県消費生活情報)

●消費者庁越境消費者センター
消費者庁越境消費者センターとは、インターネットによる越境取引や、海外での店頭取引を含む海外ショッピングで、トラブルに遭遇したときの消費者の相談窓口です。海外ショッピングで困ったことやトラブルがありましたら、消費者庁越境消費者センターにご相談ください。相談はウェブフォームまたはFAXのみです。なお相談料は無料です。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.cb-ccj.caa.go.jp/(消費者庁)

また、海外ショッピングで多く寄せられている相談や特に注意が必要な事例等について解説していますので併せてご覧ください。

次のホームページをご覧ください。
http://www.cb-ccj.caa.go.jp/case/index.html(消費者庁)

●「リコール情報サイト」
消費者庁では、無償改修・回収等が行われている消費者向け製品について、リコール情報サイトを開設し、情報提供を行っています。ご家庭にもリコール該当商品がある可能性がありますので、折に触れて確認をしてください。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.recall.go.jp/(消費者庁)

●県民運動“あなたも特殊詐欺被害防止アドバイザー”
長野県警では、株式等の購入を持ちかける“もうかります詐欺”や公務員等をかたる“受取型詐欺”など、県民の大切な財産を狙った特殊詐欺の被害が後を絶たないことから、県民一人一人が、家族や近隣者へ特殊詐欺の被害に遭わないよう注意喚起を行う県民運動を展開しています。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/jikenjiko/tokushu/kenminundo.html(長野県警察)

●国民生活センターお昼の消費生活相談
国民生活センターでは、昼休みの時間を中心に、消費者の方からの相談を受け付けています。相談方法は電話のみで、文書、メール及び来所による相談は受け付けていませんのでご注意ください。

相談受付時間 平日の11:00~13:00(ただし年末年始、土曜日曜祝日を除く)
電話番号   03-3446-0999

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/soudan/index.html(国民生活センター)

●高齢者向け消費者被害防止啓発テレビ・ラジオCM
県が作成した、高齢者向けの消費者被害防止啓発のためのテレビ・ラジオCMを次のホームページからご視聴いただけますので是非ご覧ください。

http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/movie.html(長野県消費生活情報)
http://www.youtube.com/channel/UCnYrGzARYyLCGFpTZjPoBjw/videos(YouTube)

●広報誌「くらしまる得情報」
広報誌「くらしまる得情報」は消費者に役立つ情報を掲載し、年4回発行しています。(6月・9月・12月・3月)
市町村を通じて長野県全域のみなさまにご覧いただいていますが、ホームページからも閲覧、印刷できます。
メールマガジンでもご案内しますのでご覧ください。

<最新号(12月号)はこちらから>
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/marutoku.html

12月号の主な内容
【若者が被害に遭いやすい消費者トラブル】

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消費生活講座のご案内
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●くらしのセミナー
消費生活センターでは、消費者のための講座「くらしのセミナー」を開催しており、第4回目は全県の方を対象に以下のとおり開催します。

テーマ:「かしこい消費者になろう」~日々のくらしの中から考える~
講師:フリーパーソナリティー 武田 徹(たけだ とおる) 氏
開催日時・場所
平成25年12月11日(水) 13:30~15:30 県松本合同庁舎 講堂

受講無料、事前の申し込みは不要です。どなたでもご参加いただけますので、大勢の方のご参加をお待ちしております。

詳しくは次のホームページをご覧ください。
http://www.nagano-shohi.net/news/2013/11/post-196.html(長野県消費生活情報)

●消費生活センター出前講座
消費生活センターでは、地域や消費者、高齢者、学校など、みなさまがお集まりになる場所にお伺いして、悪質商法の手口や対処方法を説明させていただく「出前講座」を実施しています。(おおむね20人以上でお願いします。)

<申込みなど詳しくは「長野県消費生活情報」ホームページを参照ください。>
http://www.nagano-shohi.net/keihatsu/kouza.html

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消費者トラブルでお困りのときなどは消費生活センターにご相談ください。
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消費生活センターでは、みなさまから消費生活に関するご相談をお受けしています。
県の消費生活センターは次の4か所です。
(連絡先)
長野消費生活センター   TEL 026-223-6777  FAX 026-223-6771
松本消費生活センター   TEL 0263-40-3660  FAX 0263-40-3701
飯田消費生活センター   TEL 0265-24-8058  FAX 0265-21-1703
上田消費生活センター   TEL 0268-27-8517  FAX 0268-25-0998
*受付時間  平日 8:30~17:00

また、全国共通の電話番号でご案内し、最寄りの消費生活センターにおつなぎする消費者ホットラインもご利用ください。
消費者ホットライン TEL 0570-064-370

消費者ホットラインは、「誰もがアクセスしやすい相談窓口」として開設されたもので、最寄りの消費生活センター等の存在をご存知ない消費者の皆様に、お近くの消費生活相談窓口をご案内することにより、消費生活相談への最初の一歩をお手伝いするものです。
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土日祝日相談
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土日祝日は、都道府県等の消費生活センター等が開所していない場合、消費者ホットラインにおかけいただくと国民生活センターに電話がつながります。(一部地域や年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く。)
相談受付時間は10時から16時までです。
消費者ホットライン TEL 0570-064-370
なお、IP電話など一部の電話からはつながりませんのでご承知ください。
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編集後記
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毎朝の通勤の際に、とある商店街を通ります。その一角に入居する飲食店が、中華料理屋、洋食屋、居酒屋など頻繁に変わります。良いものであれば永続的に残り、そうでなければ自然と淘汰されていく。資本主義の必然なのかもしれません。アメリカのケネディ大統領が唱えた4つの「消費者の権利」の中の一つに「選択する権利」がありますが、普段何気ない行動の中で私たち消費者が「選択」していて、その結果だと考えると、消費者は時に残酷だと感じます。しかしながら、「選択する権利」は正しい情報を「知らされる権利」があってこそではないでしょうか。そう考えると、昨今のメニュー表示の偽装問題は、一消費者として非常に残念に思います。

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しあわせ信州創造プラン(長野県総合5か年計画)推進中!
http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kensei/shisaku/5kanen/shiawase.html
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今月もご覧いただきありがとうございました。
次号をお楽しみに。

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発行元 長野県県民文化部消費生活室 http://www.nagano-shohi.net/
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県消費生活センター

消費生活に関するご相談を承ります

北信消費生活センター TEL 026-217-0009

中信消費生活センター TEL 0263-40-3660

南信消費生活センター TEL 0265-24-8058

東信消費生活センター TEL 0268-27-8517

【開所時間 平日8:30〜17:00】


土曜、日曜、祝日に
利用できる相談窓口

【国民生活センター】
相談受付時間 10:00〜16:00
(年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く)
電話番号:消費者ホットライン188(局番なし)


市町村の相談窓口はこちら