令和5年9月20日に、伊那市立高遠中学校の2年生を対象にエシカル消費の出張授業を行いました。
授業のテーマ:『エシカル消費〜あなたの消費が未来を変える〜』
授業の中では、
① エシカル消費とは何か?なぜ必要なのか?
② 具体的にどんな行動がエシカル消費なのか?
を中心に学習しました。
その後にグループに分かれて、自分、家庭、学校(クラス・生徒会)などで実践していること、できそうなことについて話し合って発表していただきました。
生徒の皆さんからは、SDGsについても学習中だったこともあり、
家庭では・・・
「エコな商品、寄付付き商品、リサイクル商品、必要なものを買う」
「マイバッグを持って買い物に行く」
「地産地消」
「エコマークなどマークを見て買う」
「消費期限・賞味期限の短い商品を買う」など
学校では・・・
「給食の残食を減らす」
「卒業生や新入生への式典用の水引のコサージュ作りを続ける」
「お便りの電子データ化など紙の削減を考える」など
たくさんのことが出され、身近なことから始めることの大切さを理解していただけたと思います。
中には、「宅配便等の再配達をなくすために、配達時間の指定・宅配ボックスの設置をしたい」との社会情勢を踏まえたグループの意見や、授業終了後に1人の生徒さんが「フェアトレード商品は、どこのお店で買えるのですか?」との行動を視野に入れた質問もあり、とても頼もしく感じました。
高遠は桜が有名です。春の桜の最盛期には、中学生も道案内などの「おもてなし」のボランティア活動をされているとのことです。
地域貢献など広い視野で行動ができる生徒さん達だと感じました。