飯山市ワインぶどう研究会は、地元農家と宿屋の有志によって2014年に発足。市内のオリジナルワインを作ることを目標にしています。ワイン用ぶどうの栽培と醸造(6次産業化)に取り組みことで、地域経済の活性化と次世代の農業の展開を追及しています。
飯山市ワインぶどう研究会会長の木原氏は、スキー場の宿泊街で育った。幼少期にスキー客で活気に満ちていた宿泊街を再度活気付けようと活動しています。ワインぶどう栽培は、耕作放棄地や農家の担い手不足の農業問題を解決できます。ワイン用ぶどう栽培は、垣根栽培により作業の機械化が図られ大規模に営農できるのと、比較的小さい作業機のため中山間地域でも取り組みやすいです。そしてワイン作りはワインx飲食、ワインx宿泊、ワインx農業体験のように異業種との連携発展が可能です。農業x○○といった新しい可能性を見出しています。ワインぶどう研究会は、単にオリジナルワインづくりを目指しているのではなく、ワイン産業を軸に地域の基幹産業と連携して新たな経済循環を生み出し、持続可能な地域づくりの創造を目指しています。ワインができるまでに何年もかかるのと同様、ゆっくりと地域に根付いた経済発展ができる仕組みです。
名称 | 飯山市ワインぶどう研究会 |
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住所 | 〒389-2411 長野県飯山氏大字豊田6786 |