2016年に「結文舎」が設立した「コワーキング&シェアスペース まちのアトリエ」は、信州中野駅から徒歩10分のところにあります。施設内にはたくさんの本がおいてあり、図書室として利用することも可能で、代表を務める編集者水橋絵美さんの仕事のつながりで生まれた、クリエーターをはじめとするさまざまな分野の方々が講座やワークショップなどのイベントを開催しています。赤ちゃん連れの方も働けるコワーキングスペースの機能も持っており、子育て中のお母さんに優しい場となっています。
ビルの3階をリノベーションして、中野市内外の様々なバックグランドを持った方々の交流を生み出しています。「まちのアトリエ」は、新しい発見、新たな仕事、新たな取り組みを生み出すきっかけの場所になっており、その積み重ねが地域の豊かさにつながります。代表である水橋さん自身が子育て中に感じた「子供と一緒に参加できるワークショップやイベントが中野市であればいいのに」という願いを形にした場所で、子育てママたちの「やりたい」という気持ちにフォーカスした施設と言えます。開設当初は多数を占めた子育て関連イベントから今では芸術、ソーシャルビジネスなど様々な領域の人たちが行き交う地域のハブに変貌を遂げつつあり、新たな挑戦を始めたい人を、徹底的に応援したくなる代表の人となりもひと役買っているようです。取材を通して、自分が生まれ育った中野市を自らの手で幸せに暮らせる街にしていこうとする人や取り組みの後押しをしている場所が「まちのアトリエ」なのだと感じました。
名称 | 結文舎 |
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住所 | 〒383-0022 長野県中野市中央2丁目1-35 水橋ビル3F |
Web | https://yuibunsha.com/ |